財産管理クラウド「スマート家族信託」を開発・運営トリニティ・テクノロジーは29日、シリーズ A のエクステンションラウンドで資金調達を実施したことを明らかにした。このエクステンションラウンドには、SBI インベストメント、常陽キャピタルパートナーズ、FFG ベンチャービジネスパートナーズが参加した。
シリーズ A 全体では前回発表の約6.1億円と合わせ合計調達額が約7億円であるため、今回のエクステンションラウンドでは約9,000万円を追加調達したことになる。
家族信託とは、高齢者が自身の財産管理を子供等の家族へ託すことで、認知症による資産凍結や高齢者狙いの詐欺被害等から財産を守り、子世代へ円滑に相続することができる仕組みだ。
トリニティ・テクノロジーは2020年10月、司法書士法人トリニティグループの代表を務める磨和寛氏により創業。2021年5月、家族信託の財産管理クラウド「スマート家族信託」をローンチした。
スマート家族信託は、信託したお金や資産をスマホ・タブレット内のアプリで管理することができる家族信託の財産管理サービス。データ連携により銀行口座等の情報を自動で取得し、家族信託の運用の手間を大幅に省きながら、家族の財産を安全に管理することができる。
この分野では、スマホ家庭教師「manabo」を創業・イグジットさせた(2018年6月、駿台グループにより買収)シリアルアントレプレナーの三橋克仁氏が率いる「ファミトラ」を展開するファミトラが、昨年12月にシリーズ A ラウンドで約14億円を調達している。
via PR TIMES
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