リモートワークでの特別な取り組みはありますか?/GB Universe総研

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本稿は独立系ベンチャーキャピタル、グローバル・ブレインが運営するサイト「GB Universe」掲載された記事からの転載

グローバル・ブレインが運営するGB Universeからの出張特集「Universe総研」では、働き方やライフスタイルとの両立、お金のことなどスタートアップ・カルチャーに関する情報をみなさまにお聞きして、参考になる情報をまとめていきます。

今回は「リモートワーク」についてです(前回の結果はこちらから)。コロナ禍によって否応なく1箇所に集まることが難しくなった昨今。リモートワークも一時的な避難措置ではなく、これからの働き方のひとつとして組み込む動きも増えてきています。コミュニケーションの課題も浮き彫りになる中、みなさんはどのような対応をしているのでしょうか。

Q.リモートワークでの特別な取り組みはありますか?

リモートワークにひと工夫、加えているところも多いようです。「毎日2、3の事業部またはプロダクトチームで、Slack上で議論している姿を見かけます」と回答してくれたのはjustInCaseTechnologies。離れていても議論する時間を積極的に作ったり、新入社員の方に入社から2か月程度「バディ」という先輩社員がつくなどしてコミュニケーションロスを補っているというお話でした。

一方、仕事以外の「ざつだん」の機会も大切です。そこで自由参加型の「Good&New」ミーティングを設けているのが英語学習を手がけるスピークバディのケースです。

「(Good&Newは)その週にあった新しい発見や良いことなど、ポジティブな話を紹介して、その人が何に興味があるのかなどがわかる機会を設けています。また、ZOOM上ですが、新しいメンバーが入った時には、ウエルカムパーティーを行います。そこで一緒にゲームなどをすることで、人となりもわかり、よりコミュニケーションしやすくなります」(スピークバディ)。


各社、時間や空間の使い方、コスト効率などリモートワークの良さを取り入れつつ、対面でのコミュニケーションが減るというデメリットをツールやアイデアで埋めているというのが現状のようです。回答の中にはまだまだ試行錯誤が続いていて、特に個々の状況がわかりづらいという問題を挙げている方もいらっしゃいました。

スタートアップの働き方アンケート「リモートワークでの特別な取り組み」についてお届けしました。次回は各社の「採用コンテンツ」について取り上げる予定です。

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