SHEINがブラジルでマケプレ業に参入、Temuがカナダとスペインで事業展開へなど——中国スタートアップシーン週間振り返り(11月7日~11日)

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「Temu」
Image credit: Pinduoduo(拼多多)

本稿は、Technode(動点科技)が、10月31日〜11月4日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

香港規制当局、2020年以降初の仮想資産ライセンス発行(11月11日)

香港はブロックチェーン企業 HashKey Group の子会社 Hash Blockchain の仮想資産取引ライセンスを承認し、香港でプロ投資家向けの仮想資産取引プラットフォームを運営する資格を得たと、同社は10日のプレスリリースで発表した。

香港の証券先物委員会(SFC)は、シンガポールに追いつくべく仮想通貨ハブとしての評判を再構築することを目指し、2年ぶりにライセンスを承認した。HashKey は、香港 SFC が2019年11月に仮想通貨取引所のオプトイン・ライセンス・フレームワークを導入して以来、ライセンスを確保した2番目のプラットフォームである。香港上場の BC Technology Group の仮想資産プラットフォーム「OSL」は、2020年12月に香港の規制当局から世界初の仮想資産ライセンスを取得した。HashKey Group

SHEIN、ブラジルで加盟店がアプリで販売できるように(11月11日)

中国のファストファッション小売業者 SHEIN は、ブラジルでプラットフォームモデルをテストしており、サードパーティの加盟店が SHEIN のアプリで店舗を開設し販売できるようになると、中国メディアの LatePost(晩点)が10日報じた。これは、SHEIN のこれまでのビジネスモデルである、すべての小売のステップを担当するモデルとは異なる。

この試験プロジェクトの決定は2021年で、今年3月に正式に開始されたと、本件に詳しい人物が LatePost に語った。また、ブラジルにおける SHEIN の平均顧客単価は約30米ドルで、ブラジルでの市場シェアは約3%を占めていると付け加えた。晩点

Pinduoduo(拼多多)運営の「Temu」、カナダとスペインで事業拡大へ(11月10日)

Pinduoduo(拼多多)の中国国外向け E コマースプラットフォーム「Temu」は、カナダでの事業拡大を計画しており、次の進出先はスペインであると、中国メディア LatePost(晩点)が10日に報じた。また、Temuの 最初のオンライン市場であるアメリカでの平均取引額は現在20ドルから25ドルであると付け加えている。

これに対し、競合の SHEIN の世界市場における顧客一人当たりの平均価格は今年上半期に75米ドルだったと、テックメディア 36Kr(36気)が9月に報じている。一方、Temu は、プラットフォーム自体のコスト削減効果を高めることを目的に、加盟店向けに「ジャストインタイム」と名付けた新たな物流モデルを開始した。従来、Temu の加盟店は、広州にある同社の倉庫に事前に商品を仕入れる必要があり、その際の送料は Temu が負担していた。しかし、現在では、加盟店は実際の売上に応じて商品を用意し、Temu の倉庫への送料は加盟店自身が負担している。晩点

Alibaba(阿里巴巴)とブランド各社はロイヤルティプログラムに注力、「独身の日」プレセールは大きく伸びず (11月9日)

調査会社 YipitData が9日に South China Morning Post(南華早報)で報じた「独身の日」に関する新しいデータによると、10月最終週の Alibaba(阿里巴巴)の Tmall(天猫)でのプレオーダーは前年比横ばいで、事前販売に参加する加盟店の数は2021年と比較して18%減少しているとのことだ。この報道では、マクロ経済の見通しが鈍化する中、多くの海外ブランドが中国ブランドよりも良い数字を出しているとも指摘された。

Alibaba は、今年の独身の日では、全体的な売上よりもブランドロイヤリティに焦点が当てられるとすでに表明しており、Alibaba は、ブランドロイヤリティ会員プログラムが売上増加の原動力となったと述べている。Alibaba 独自の統計によると、NIKE、P&G、THE NORTH FACE など182のブランドが11月1日に会員が生み出す GMV(総取扱高)で1億人民元(約)以上を記録した。また、Tmall に出店しているブランドは、今年のプレセール期間中に6,600万人以上の新規会員を獲得したという。南華早報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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