ノーコード型製品開発プラットフォーム「PRISM」運営、2.2億円をプレシリーズA調達

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「PRISM」
Image credit: Things

ノーコード型製品開発プラットフォーム「PRISM」を提供する Things は15日、プレシリーズ A ラウンドで2.2億円を調達した。このラウンドはグローバル・ブレインがリードし、SMBC ベンチャーキャピタル、静岡キャピタル、新生企業投資、PKSHA Capital、ANRI が参加した。ANRI は2021年12月に明らかになったシードラウンドに続くフォローオンでの参加。

PRISM はノーコードで自社に合わせた部品データモデルを構築し、製品開発情報を一元管理するためのソリューションだ。バージョン毎の部品表(Bill of Material)を土台に、各部品に対して図面、仕様、原価、在庫、調達データ、品質情報、製造情報などを紐付ける事で製品マスタを構築、製品開発における部門間の連携をスムーズにする。

Things は2021年9月に鈴木敦也氏によって設立された。鈴木氏は三菱商事でドバイ向け鉄道案件やトルクメニスタン向け化学プラント案件の PM を担当。その後 AlphaTheta で DX 推進リードを務め、ヘッドマウントディスプレイ開発 の FOVE の COO として資金調達と事業開発を担当した人物だ。

今回の資金調達を受けて、Things は PRISM の開発加速と顧客支援体制の強化を行う。具体的には、AI や IoT 活用の前段となるデータインフラ整備を支援し、次世代の製造業基幹システムを早期に構築することを目指す。

via PR TIMES

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