CMCC Global、アジアに特化した1億米ドルのブロックチェーンファンドを組成——仮想資産ハブとしての香港に期待感

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香港のベンチャーキャピタル CMCC Global は、ブロックチェーンの機会のみに焦点を当てた1億米ドルの新しいファンドをローンチし、仮想資産取引のハブとしての香港の可能性に自信を示している。

CMCC Global 共同創業者の Charlie Morris 氏
Image credit: Charlie Global の YouTube から

このファンドは、インフラ、フィンテック、コンシューマという3つの主要分野に関心を寄せており、「これらはすべてデジタル資産分野を前進させるものだ」と共同設立者 Charlie Morris 氏はブルームバーグ・テレビジョンに語っている(下の動画)。

ブロックチェーンと仮想通貨に純粋に焦点を当てたアジア初の VC ファンドの1つであると自称する同社は、香港に強力な投資家基盤を持っている。新ファンドは、主にシード投資とシリーズ A 投資を対象とする予定だ。

Gemini Trust の創業者 Cameron Winklevoss 氏と Tyler Winklevoss 氏兄弟が出資する CMCC は、アジアではブロックチェーン投資が急増していると指摘する。

特に香港は、仮想資産取引の主要拠点となることを推進している。香港政府は、地元の Web3 エコシステムの拡大のために5,000万香港ドル(約8.7億円)を確保した

2月には、仮想通貨取引所大手の Huobi(火幣)が、アジア本部をシンガポールから香港に移転すると発表した。同月、香港の証券先物委員会は、Bitcoin や Ether などのトークンを認可された取引所で取引できるようにすることを提案した

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【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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