仮想通貨のBitcoinでファッションブランドを購入できるサイト「Bitfash」

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bitfash4月中旬、DDoS攻撃とパニック・セールを引き起こすことになった投資の波による記録的な高値とその後の暴落以来、この仮想通貨「Bitcoin」の話題には事欠かなかった。また、両替やBitcoinを受け付ける食べ物注文サービスのようなビジネスなどあらゆる関連ビジネスが登場した。

この波に乗り、Bitcoin利用者がファッションブランド品を購入するためのサービスBitfashが4月にローンチされた。Bitfashを運営するWoods and Kelkar Pty Ltdはオーストラリア企業で、2人の共同設立者もオーストラリア人だが、そのうちの1人Chris Woods氏は北京在住で、現在はBitfashの中国語版作成に取り組んでおり、中国でのビジネス機会をうかがっている。

Zara、Forever 21、Mr. Porterの3ブランドが現在購入でき、今後はさらにブランドが追加される予定だ。商品の配送とアフターサービスはBitfashではなくブランド側が直接提供する。それによってユーザが支払う手数料が低く抑えられているのだ。米ドルとBitcoin間の両替レートは、現在最も大きなBitcoin取引所のMtGoxのものと同じで、広く普及している交換レートを反映している。

投機家たちは全Bitcoin利用者を集めてより大きなグループを組織し、価格が上昇するのを待ちたいと考えているのかもしれないが、Bitfashは、より小さなグループはオンラインでの商品やサービスの取引にBitcoinを使いたいのではと考えている。そして、Bitfash登場以前には、Bitcoinで購入可能なファッションブランドは存在しなかった。

当然のことながら、Bitfashのユーザの大部分は男性で、テックに詳しい。だが、繁華街で買い物を楽しむユーザもなかには存在する。地域ごとのウェブサイト訪問者は次の通りだ。アジア/オセアニア35%(中国8%)、アメリカ32%、ヨーロッパ32%。ほとんどのユーザは18歳~34歳の間となっており、その大部分はアメリカ人とオーストラリア人である。

bitfash

Woods氏はBitcoinが最も技術的に進んだデジタル通貨だと考えており、他の仮想通貨がBitcoinと同等かそれ以上に進んだものであれば、他の仮想通貨を受け入れるつもりだという。両設立者は以前投資銀行に勤めていた経験から、Bicoinのリスクを認識しており、Bitcoinと米ドルの収支のバランスをとり、物事をうまく進めていくには効率的なビジネスオペレーションを続けていくことが大切だと語っている。

過去数ヶ月で目にしたBitcoinの不安定さを考えると、Bitcoinしか受け付けないあらゆるビジネスは投機家に違いないと推測せざるを得ない。「Bitfashの趣旨から外れてしまうため、投機家にはならないように気をつけています」とWoods氏は主張する。Woods氏は、4月の件以降今月は価値がかなり安定していると述べた。

近い将来、投機により価格が上下する可能性が高いが、Woods氏は

「今後数年間、より多くの人がBitcoinを使い始めるにつれ価格はどうしても上昇するでしょうが、私たちはそれは堅調な上昇であると考えます」

と語った。

「今後、さらにBitcoinのインフラがオンライン化されていくでしょう。(つまり、私たちが望んでいる、さらに効率の良い通貨交換や、手軽な商業的サービス、そしてもちろん政府規制などです。)少しずつですがそういったことが信頼の獲得につながるでしょうし、より多くの人が個人的な買い物のためにBitcoinを使用し始めるようになるでしょう。そしてそれはBitcoinの価値を押し上げていくと見ています」

とWoods氏。

事実、Bitcoinは中国で少なくともメディアの間ではホットな話題となっている。Woods氏は、中国の国営テレビ局CCTVさえも先月Bitcoinに関する2度の特集番組を放送したことに注目した。Taobaoの小売業者のなかにはBitcoinの受付を始めたお店もあり、一部の中国人がBitcoinを利用しようと調査を行っている。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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