インドネシアで商品をキュレーションしたファッション系コマース「Shopdeca」がローンチ、シード資金の出資者はEast Ventures

SHARE:

Shopdeca-funding

インドネシアで先日、新たなファッション系eコマースサイト「Shopdeca」がローンチした。男性/女性向けのファッションアイテムと旅行関連のアクセサリやカバンなどを販売するShopdecaは、インドネシアで活況を呈しているeコマース業界に新たに参入した魅力的なサイトだ。

さらに、同サービスはアーリーステージへの投資に特化しているVC企業のEast Venturesからシード資金を獲得したことも発表した(情報公開:East Venturesは同記事の原文を掲載したTechinAsiaへの出資者でもある)。

Shopdecaの設立者Andreas Thamrin氏はジャカルタに拠点を置いており、この新しいサイトがインドネシアの旅行好き向けにフォーカスしていることを強調した。同氏は次のように付け加え述べている。

「あらゆる人にあらゆる商品を販売しようとするサイトが多いなか、私たちは新たなアプローチでインドネシアで初めての、商品を厳選したeコマースサイトになりたかったのです。当社の『キュレーター』は、オンラインで最高のプロダクトを揃えるために、サプライヤーやデザイナーそしてブランドオーナーに会うため遠くまで出向いています。」

Shopdecaでは現在、30の国内外のブランドが販売されており、最高級ブランドとまではいかないが、高級志向の市場を目指しているようだ。

East Venturesが出資したということは、Willson Cuaca氏とBatara Eto氏がShopdecaの取締役に就任するということだ。

「インドネシアにはアジアで最大のeコマース市場になれるポテンシャルがあり」、市場がまだ初期段階であるこのインドネシアにおいて「Shopdecaはインドネシアの厳選商品オンラインショッピング業界でリーダー格になれる」

Eto氏は先日の発表で、East Venturesは上記のように確信していると語った。

同地域においては、ここ数週間のあいだに有名なファッションサイトが多額の資金を調達している。例えばZaloraは1億米ドル、Reebonzは4000万米ドルを獲得している。だが、ファッション業界にはたくさんのニッチ市場も存在するので、スタートアップのストアが成長する余地はまだ残っている——特にインドネシアにおいては。


情報公開: East VenturesはTechinAsiaへの出資者でもある。さらなる詳細は当サイトの倫理方針ページにアクセスを。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録