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シンガポールに本社を置くグローバルなクロスボーダー決済企業 Thunes は、シリーズ C ラウンドで Visa、EDBI、Endeavor Catalystから1,200万米ドルを追加調達し、評価額は9億米ドルに達した。
これにより Thunes のシリーズ C ラウンドの調達総額は7,200万米ドルとなった。同社は今回の追加資金でネットワークの拡大を目指す。
資金調達の詳細(出典)
- 資金調達額:1,200万米ドル
- 投資家:EDBI、Visa、Endeavor Catalyst
- ステージ:ブリッジ
- 評価額:9億米ドル
2016年に設立された Thunes のプラットフォームは、企業とその顧客がグローバルに支払を送受信できるようにする。同社は Grab、PayPal、Uber などの顧客の決済をサポートしている。Thunes はシンガポールに加え、ロンドン、上海、北京、ドバイ、香港、マイアミなどの地域にオフィスを構えている。
Thunes の CEO Peter De Caluwe 氏は、同社はもともとグローバル企業だが、彼が「ダイナミックなグローバル・フィンテック・ハブ」と呼ぶシンガポールに「深く入り込んでいる」と語った。
PricewaterhouseCoopers、Singapore Fintech Association、Singapore Economic Development Board による最近の報告書によると、シンガポールは企業が近隣諸国に進出するための「優れた架け橋となっている」。Thunes は今年4月、フランスの Autorité de Contrôle Prudentiel et de Résolution(健全性監督破綻処理機構)から決済機関ライセンスを取得した。
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【via Tech in Asia】 @Techinasia
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