香り×テクノロジーのコードミー、エステーが買収

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コードミーが横浜 FC と展開する、オリジナルマスクスプレー
(CODE Mee の Web サイトから)

アロマ空間デザインなどを展開するコードミーが、消費財大手エステー(東証:4951)に買収されたことが明らかになった。コードミーの全株式をエステーが取得する。具体的な買収金額、買収後の運営体制などついては明らかになっていない。エステーは、コードミーと事業シナジーを図るとしている。

コードミーは2017年、北海道大学大学院理学研究科を卒業後、国内最大手の香料会社でフレグランスの開発に10年間携わった太田賢司氏により創業。アロマのサブスクリプションサービス、医療や介護施設向けのソリューション・フレグランス、アーティストと香りを結びつけた「ブランディング・フレグランス」などの事業を展開してきた。

同社は2018年、Plug and Play Japan 第1期に採択された。その後、IVS 2019 Summer in 神戸の Launchpad ファイナリスト、電通のスタートアップ支援「GRASSHOPPER」2019年冬期に採択された。大企業との協業では、フジクライノベーションハブ「BRIDGE」で香りを使った PoC 、ソニー・ミュージックエンタテインメントとアーティストの香りをライブ会場で販売する PoC を実施した。

<コードミーのこれまでの軌跡>

via S.T. Corporation, CODE Mee

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