突風や乱気流をリアルタイム可視化、メトロウェザーが12億円をシリーズA調達

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Image credit: Metroweather

京都を拠点とするメトロウェザーは25日、シリーズ A ラウンドのエクステンションラウンドで、1.5億円の資金調達を行ったことを発表した。このラウンドに参加したのは、池田泉州キャピタル、岡三キャピタルパートナーズ、りそなキャピタル、ソーシャルキャピタル。今回の調達を受けて、シリーズ A ラウンドの調達額は12億円に達した。

風況のリアルタイム・3次元での把握・可視化に加え、不審ドローン等の物体検知への応用に対するニーズが高まっている中で、ドローンが前提となる社会における必須インフラとしての活用が期待されている。

メトロウェザーの3次元風計測装置(ドップラー・ライダー)は、空気中に浮遊する微細なチリに、人体に無害な赤外線レーザーを照射し、その反射波を受信する事で、半径10〜15km圏内の風向・風速を3次元で測定できる。

今回調達した資金は、ドップラー・ライダーによる不審ドローン等の物体検知への応用を中心としたユースケース拡大に対応するための開発体制強化やドローン市場の先行拡大が見込まれるアメリカ事業展開加速のための事業開発体制の拡充等に用いられる予定だ。

via PR TIMES

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