アフリカのタクシー運転手向け金融「HAKKI」、シリーズB2調達——累積調達額は20億円超、IPO準備に着手

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Image credit: Hakki Africa

ケニアにおけるタクシードライバー向け中古車ファイナンスサービス「HAKKI」を提供する HAKKI AFRICA は20日、シリーズ B ラウンドの 2nd クローズで3.2億円を調達したと発表した。このラウンドにはSMBC ベンチャーキャピタル、Samurai Africa Fund(サムライインキュベート)、Headline Asia と Headline Japan(共に Headline が運営)が参加した。

これは同社にとって、今年10月に明らかにしたシリーズ B ラウンドの 1st クローズに続くものだ。今回の調達を受けて、シリーズ B ラウンド全体では19億円、累積調達額ではデット含め21.5億円以上を調達したことになる。HAKKI AFRICA では、今回の増資を受けて当社は管理部門の体制を強化し、上場準備に着手することを明らかにした。

アフリカでは金融サービスが未発達であるため、無担保ローンを借りるのが非常に難しい。特に労働環境が過酷であるにも関わらず報われていないのがタクシードライバーだ。HAKKI AFRICA は、アフリカの中古車に特化したマイクロファイナンスサービスを開発・提供。モバイルマネー「M-PESA」の利用履歴から、多重債務を減点、タクシー売上の週ベースの安定性を加点評価し、タクシードライバーの信用評価からローン審査を実施、車を購入できる機会を提供する。

この分野では、日本の三菱 UFJ イノベーション・パートナーズらが支援し、アフリカの複数国で個人事業主に車両ファイナンスを提供する Moove が8月、1,000万米ドルをデット調達している。

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<参考文献>

via PR TIMES

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