検索型 FAQ SaaS「Helpfeel(ヘルプフィール)」を運営する Helpfeel は11日、シリーズ D ラウンドで20億円を調達したと発表した。このラウンドはグロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)がリードし、インベストメント Lab、One Capital、Salesforce Ventures、トレイダーズホールディングス(東証:8704)が参加した。
これは Helpfeel にとって、2021年3月に明らかにしたシリーズ B ラウンド、2022年9月に明らかにしたシリーズ C ラウンドに続くものだ。One Capitalは、シリーズ B ラウンド、シリーズ C ラウンドに続いて、また、Salesforce Ventures は、シリーズ B ラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は約33億円に達した。
Helpfeel は IPA(情報処理推進機構)の「未踏」プログラマ洛西一周氏が2007年に創業(当時の社名は Nota)。これまでに、画像キャプチャを他者と共有できるサービス「Gyazo」、Wiki 的なコンテンツを作成できる CMS「Scrapbox」などを開発している。
2019年10月にローンチした Helpfeel は、さまざまな Web サービスで用意されている FAQ を取り込み、その検索性を向上させるサービスで、企業の業務効率化や問い合わせ削減に貢献する。現在ではジェネレーティブ AI を活用し UI/UX をさらに向上し、導入社数は200社を突破している。
Helpfeel では、調達した資金を使って、プロダクトの開発推進、セールスマーケティング活動の拡充、採用の強化を行う。また、トレイダーズホールディングスからの出資を受けて、傘下のトレイダーズ証券が運営する6つのサービスの FAQ に Helpfeel が導入されることも明らかになった。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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