クレジットエンジン、デット含め12億円をシリーズB調達——金融機関向け非対面オンライン融資システム提供

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「CE Loan Personal」(利用者向け)
Image credit: CreditEngine

オンライン融資管理システム「CE Loan」を提供するクレジットエンジン・グループは17日、シリーズBラウンドをクローズし、デットを含め総額約12億円を調達したと発表した。

このラウンドにはDGインキュベーション、静岡キャピタル、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)、三菱HCキャピタル、NOBUNAGAキャピタルビレッジ(十六銀行の投資専門子会社)、農林中金キャピタル、SGインキュベート(西部ガスグループの投資会社)が参加した。

これは同社にとって、2020年6月に実施したシリーズAラウンドに続くものだ。今回の調達を受けて、クレジットエンジン・グループの累計調達額は22億円に達した。今回調達した資金は「CE Loan」「CE Collection」の更なるサービス拡大に向けた人材採用への投資に充てられる。また、新たに参画した投資家と、非金融事業者の金融事業のデジタル化を目指す事業連携も推進するとしている。

CE Loan は、金融機関や事業会社向けのオンライン融資管理システム。融資に必要なフロント・バックエンドの仕組みを包括し、特に地域金融機関や貸金業者のニーズに応え、融資業務のデジタル化を支援する。

CE Collection(旧:CE Servicing)は、金融機関や事業会社、弁護士事務所向けに、テクノロジーを活用してデジタル債権管理回収を行うシステム。AI の呼び出しや SMS を使って、債権回収プロセスを自動化し、労働コストを節約することができる。

同社は今後も、中小企業や個人事業主が資金調達の悩みから解放され、本来の事業に集中できる環境を実現するため、融資と債権回収業務のデジタル化を推進するとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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