デスクレス事業者向けSaaS開発のX Mile、18億円をシリーズB調達——コンパウンドスタートアップ目指す

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X Mile 経営陣と今回ラウンドに参加した投資家の皆さん
Image credit: X Mile

物流・自動車整備・建設などデスクレス(ノンデスク)業界の事業者向けに採用や労働生産性を向上するための SaaS を開発・運営する X Mile(クロスマイル)は17日、シリーズ B ラウンドで約18億円を調達したと発表した。このラウンドは Minerva Growth Partners がリードし、JPS グロース・インベストメント(JP インベストメントと三井住友トラスト・インベストメントによる運営)、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、SMBC ベンチャーキャピタルが参加した。

これは X Mile にとって、2023年1月に実施したデットを含む8.8億円の調達に続くものだ。UTEC は前回に続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、X Mile の累積調達額は約26.8億円に達した。同社では調達した資金を使って、コンパウンドスタートアップとして、デスクレス業界向けのマルチプロダクトの戦略の推進、開発、組織体制を強化する。

X Mile は2019年2月、以前は Payme で COO を務めていた野呂寛之氏(現 X Mile CEO)により設立。デスクレス業界の事業者向けの人材採用システム「X Work(クロスワーク)」、この業界に特化した採用エージェント「ドライバーキャリア」「整備士キャリア」「建職キャリア」、経営管理・労務管理・書類管理の課題を解決し労働生産性を向上させる SaaS「ロジポケ」などを開発・運営している。これらのサービスを利用する企業は10,000事業所、データベースに格納された人材の合計数は40万人を超えたという。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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