コミュニティの力で生活を支援、日本に住む外国人女性の味方「PromaMan」/【MUGENLABO Café・推しスタ】

Erin Shiraishi氏

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

MUGENLABO Magazine編集部では定期的に開催している「スタートアップ×大手企業」のマッチングイベント「MUGENLABO Café」にやってきてくれたスタートアップをピックアップしてご紹介しています。今回は、2023年12月にILS(イノベーションリーダーズサミット)内で開催した「MUGENLABO Café」に訪問いただいたスタートアップの中から3社インタビューしました。

本稿では、ProMamanについてお届けします。ProMamanは、多様な国籍の女性とさまざまな話題を語り、専門家から助言を得て、新しい友達を探せるSNSです。

最新の統計によれば、東京に住む人の約20人に1人は外国人です。街を歩いていると旅行者もいるので、実際にはそれ以上の割合で外国人とすれ違っていることになります。少なくとも住んでいる人は住民税を支払っているので、我々日本人と等しく社会サービスを受ける権利を持ちますが、言語の違いが障壁となり、それがままならないこともあります。

Erin Shiraishi氏は10年前にジャーナリストとして来日し、多忙な毎日を送る中で、英語が話せる弁護士を探すことや医師を探すことが非常に難しいことに痛感しました。その後、彼女は仕事の都合でフランスに渡りますが、フランスでもやはり同じような問題は存在し、ましてや子供を持つ母親にとって、この問題を解決することが切実であることがわかりました。

そこでShiraishi氏が立ち上げたのがProMamanです。ProMamanは生活密着型のSNSで、海外企業で働く外国人赴任者、日本企業で働く外国人労働者、そして、その妻など、特に女性が抱える生活上の悩みに特化して、コミュニティメンバーが支援し合うプラットフォームです。信頼できる情報にアクセスするために、専門家を紹介してもらう機能を備えています。

ProMamanサービス

ProMamanは、国連開発計画(UNDP)の社会課題に挑戦するSDGsビジネスコンテスト「ソーシャル・イノベーション・チャレンジ」の2023年日本大会でファイナリストに選ばれました。また、愛知県がアメリカのアクセラレータと運営する「Accelerate Aichi by 500 Global」の第3期では、対象15社のうちの1社として採択されるなど、注目を集めつつあります。ProMaman はまだテスト期間中で、正式なローンチはまもなくを予定しています。女性が活躍できる職場環境づくりに関心のある企業などの働きかけ、B2B2Eのモデルなどでマネタイズを考えているようです。弁護士、精神科医、ベビーシッターなど、女性から相談を受けることが多い生活支援サービスの担い手も、お金を払ってくれる潜在的なユーザになることが期待されます。

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