取締役会DXプラットフォーム「michibiku」、3.5億円を調達——GB、アニマルスピリッツ、DIMENSIONから

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Image credit: Michibiku

取締役会 DX プラットフォーム「michibiku(ミチビク)」を提供するミチビクは14日、直近のラウンドで3.5億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドにはグローバル・ブレイン、アニマルスピリッツ、DIMENSION が参加した。

これは同社にとって、2023年5月に実施した調達に続くものだ。DIMENSION は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は人材採用を含む体制強化に充てられる。

michibiku は、取締役会の運営効率化と意思決定の質向上を実現する取締役会 DX プラットフォーム。取締役会に必要なデータを一つのプラットフォームに集約することで、会議情報の一元管理と PDCA サイクルを実現する。

主な機能には書類作成のサポート、AI による自動文字起こし、電子署名、そして書面決議やオンライン登記などがある。これらは取締役会の煩雑なプロセスを簡素化し、迅速な意思決定を可能にすることで、会議運営の効率化を実現する。

ほかにも、会議の「見える化」を促進する機能として、参加者のステータス表示、付議事項の一覧表示、グループ会社の管理、取締役会の実効性評価などがある。

これらは会議運営の透明性を高め、未了事項や改善点を明確にすることで、組織全体のコミュニケーションとパフォーマンスの向上をサポートしている。

同社は今回の資金調達により、エンタープライズ領域での導入拡大に伴うサポート体制の強化、マーケティングやセールスの強化を行い、より多くの企業に「michibiku」を提供することを目指すとしている。

via PR TIMES

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