日本人起業家によるベトナムの飲食店向け仕入れプラットフォーム「KAMEREO」、3億円をプレシリーズB調達

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Image credit: Kamereo

ベトナムのホーチミンシティを拠点に、飲食店向け仕入れプラットフォーム「KAMEREO」を運営する KAMEREO は27日、プレシリーズ B ラウンドで3億円を調達したと発表した。このラウンドにはレアゾン・ホールディングス、Quest Ventures(中国のグループ購入サービス55Tuan 創業者らがシンガポールで創設したファンド)、山本徹氏(フーディソン CEO)が参加した。今回の調達を受けて、KAMEREO の累計調達額は約11億円に達した。

これは同社にとって、2021年7月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。Quest Ventures は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は営業チームの強化、プロダクトの機能拡充、商品数及びプライベートブランドの拡充、そして倉庫ネットワークの拡大など、事業のさらなる加速に充てられる予定だという。

KAMEREOは、ベトナムの事業者向けの野菜を中心とした食材の卸売プラットフォーム。このプラットフォームは、農家、生産者、輸入業者、購入者を直接結びつけ、果物や野菜製品を最良の価格で取引できるワンストップサービスである。直接生産者から多様な商品を調達し、これまで顧客が個々のサプライヤーに対して行っていた注文を一元化する。また、顧客の需要を集約し、大量に仕入れることで低価格を実現している。

日本とは異なり、ベトナムでは食材卸や野菜のサプライチェーンに大手が存在せず、市場は多くの個人商店で成り立っている背景がある。同社によると、15兆円超のこの巨大市場は年率5%以上で成長しており、KAMEREO はベトナムにおける最大の食品流通企業への成長を目指している。

KAMEREO は、自社で農地が集積するエリアに野菜の集荷場を設け、100を超える契約及び提携農家と協業し、川上から川下までのサプライチェーンを全てコールドチェーンで構築している。また、社内エンジニアチームによるモバイルアプリとWebサイトの開発を通じ、コストの効率化とミスの軽減を実現している。この効率的なサプライチェーンを通じ、安価で安定した供給を顧客に提供している。

KAMEREO はプライベートブランドの開発にも力を入れており、カット野菜の開発及び販売強化など、ブランド認知の向上にも注力している。今回の資金調達によって、これらの取り組みを加速させることを目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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