EV充電ステーション展開のプラゴ、プレシリーズA調達で累積調達額は20億円超に

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Image credit: Plugo

EV 普及を目指し充電ステーションを展開するプラゴは8日、プレシリーズ A ラウンドで資金調達を実施したと発表した。このラウンド単体の調達額は明らかにされていないが、前回調達時との累積調達額の差異から7.5億円程度と推測される。このラウンドには、SMBC ベンチャーキャピタル、かんべ土地建物、ブーストキャピタル、名前非開示の個人投資家が参加した。

これは同社にとって、2023年9月に明らかにした複数金融機関からの協調融資に続くものだ。同社の創業以来のデットを含む累積調達額は20億6,900万円に達した。この資金調達により、プラゴは充電ステーションの開発や充電体験の向上に向けた取り組みを加速させる方針だ。

プラゴは、EV の普及に向けて充電体験と充電習慣のデザインに注力している。具体的には、商業施設などユーザの生活動線上に充電ステーションを設置する「場所の充実」、充電体験をシームレスにするアプリ「My プラゴ」による「体験の充実」、さらに身近なサービスを通じた充電利用を可能にする「接点の充実」に取り組んでいる。

今回の資金調達を受け、プラゴはかんべ土地建物の不動産業の知見を活かした新しい充電ステーションの開発を目指す。また、SMBC グループと協力し、さまざまなファイナンスソリューションを活用して、将来の充電体験・充電習慣の社会実装を推進する計画だ。
プラゴ成長の背景には、経済産業省が掲げる2030年までに30万口の EV 充電器設置という目標がある。しかし、充電口数の不足だけでなく、ガソリン車から EV への移行に伴う新しい生活習慣の定着が課題となっている。

via PR TIMES      Summarized by ChatGPT

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