教師データ作成効率化「FastLabel」、事業連携強化でパナソニックからシリーズB延長1調達——累積調達額は19.5億円に

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Image credit: FastLabel

FastLabel は9日、シリーズ B のエクステンションラウンドの1st クローズでパナソニックくらしビジョナリーファンドから12.5億円を調達したと発表した。これは同社にとって、2023年11月に明らかにしたシリーズ B ラウンドに続くものだ。パナソニック単体からの調達金額は、数億円相当とみられる。今回の調達により、シリーズB全体の合計調達額は12.5億円、設立からの累積調達額は約19.5億円に達した。

FastLabel は、Data-centric AI 開発に必要なデータ収集・生成からアノテーション、モデル開発、MLOps 構築までの全工程を支援する企業だ。2020年1月の創業以来、教師データ作成代行やアノテーションツールの提供を主力事業として展開してきた。今回の資金調達の目的はパナソニックとの連携強化で、医療、インフラ、農業・水産、製造業、IT 産業、サービス業での AI 開発におけるポジティブインパクトの創出を目指す。

FastLabel は9月末にシリーズ B エクステンションラウンドの2nd クローズも予定しており、これが完了すればシリーズ B ラウンド全体の調達総額は約14.5億円、累積調達額は約21.5億円となる見込みである。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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