金融機関向けソリューション提供のエメラダ、ジャフコから追加調達——シード以降の累積調達額は19億円に

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「エメラダ・アナリティクス」
Image credit: Emerada

金融機関向けのソリューションを提供するエメラダは5日、ジャフコグループ(東証:8595)から資金調達したことを明らかにした。今回の調達を受けて、エメラダのシードラウンド以降の累積調達額は約19億円に達した。

同社は、金融機関の顧客向け統合プラットフォーム「エメラダ・キャッシュマネージャー」を中心に、AI技術を活用した与信評価サービス「エメラダ・アナリティクス」や、BaaS(Banking as a Service)を促進するクラウドサービス「エメラダ・スマートバンク・アシスタント」、そして BtoB キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)改善決済サービス「エメラダ・ペイメント」(2024年リリース予定)など、多岐にわたる金融サービスを展開している。

同社によると現在、中小企業の商取引のデジタル化を促す動きが高まっているという。しかし、BtoB の商取引を行う中小企業においては、取引先や金融機関と協調してデジタル化を進めなければならないという課題が存在する。

これに対してエメラダは、地域金融機関をハブとして「取引先サプライチェーンの DX」や「金融業務の DX」を普及させ、BaaS による金融カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上を通じて金融機関と取引先の商流全体におけるリバンドルを目指している。

エメラダは、これまでエメラダ・キャッシュマネージャーを中心に80近くの金融機関との提携を進めてきた。今後は、金融機関との提携をさらに深掘りし、新たな金融体験を創造するために今回の資金を活用する計画だ。具体的には、エメラダ・スマートバンク・アシスタントにおけるオンラインレンディング・データレンディングの推進や、今年リリース予定のエメラダ・ペイメントにより、Buy Now Pay Later の実現などを進める予定だ。

via PR TIMES       Summarized by ChatGPT

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