マンガアプリ「GANMA!(ガンマ)」を運営するコミックスマートは6日、シリーズ A ラウンドで28億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、WiL、DIMENSION、第一生命保険、ブーストキャピタル。
コミックスマートは2013年2月に設立され、セプテーニ・ホールディングス(東証:4293)の連結子会社だったが、2023年12月、発行済株式の56.8%を VC 3社に譲渡したことで持分法適用関連会社となりスピンオフ(この時点では、VC 3社の名前は非開示だった)。セプテーニ・ホールディングスの代表取締役だった佐藤光紀氏が、コミックスマートの代表取締役を務めている。
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コミックスマートはインターネット発の優れたマンガ作品づくりやヒット IP の創出を目指し、マンガ家の育成・支援およびマンガ配信サービスの充実に取り組んでいる。GANMA! は累計1,800万ダウンロードを突破し、自社スタジオにより制作されたオリジナルマンガ360作品以上を掲載している。
同社は2021年2月、デジタルアニメスタジオ「Qzil.la(クジラ)」を設立。アニメ産業に新たな変革を起こすことを目標に、各領域のパートナー企業やクリエイターとの共創によりハイエンドなアニメ映像コンテンツの制作を行っている。さらに、2023年2月にはウェブトゥーンコンテンツ制作スタジオを福岡市に新設した。
今回調達した資金は、より魅力的なクリエイターが集うスタジオ環境への投資に充てられる。多くの顧客へ優れたエンターテインメント体験を届けることで、マンガ、アニメ、ウェブトゥーンによるヒット IP を創出し、日本国内ならびに海外での強固な事業基盤を確立することを目指す。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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