スマホで応援・感謝を届けられるソーシャルギフティング「Chipee」、1.5億円をシード調達

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Image credit: Chipee

スマートフォンを通じて応援や感謝の気持ちを送ることができるソーシャルギフティングサービス「Chipee(チッピー)」の開発・提供を行うチッピーは29日、シードラウンドで1.5億円を調達したと発表した。このラウンドには虎ノ門インパクトキャピタル(マネックスベンチャーズとキャピタルメディカ・ベンチャーズにより設立)、クオンタムリープベンチャーズ、AG キャピタル、地域創生ソリューション、SMBC ベンチャーキャピタルが参加した。

これは同社にとって、2023年9月に実施した調達に続くものだ。今回の調達を受けて、チッピーの累計調達額は約2.1億円に達した。今回の資金調達により、チッピーはプロダクト開発のさらなる推進とともに、採用活動や組織づくりの強化、ブランディング活動を進めていく予定だ。

同社は、アールキューブ(その後 M&A により、エニマリ、くふうウェディングに社名を変更)の創業者や元メンバーにより2023年6月に創業(当時の社名は PONZU)。Chipee では、ユーザは店舗の専用 QR コードをスキャンして、店員やサービススタッフに感謝の気持ちとともに「チップ」を送ることができる。

このチップはデジタル形式で送られ、スタッフは受け取ったチップを現金化することも可能。また、スタッフは自分に対する感謝のメッセージやチップの履歴を確認できるため、モチベーション向上につながるという。

2024年4月のβ版リリース以来、飲食店やフィットネスジム、カルチャースクール、自治体など100店舗以上でのトライアル導入が実施されているという。今後、チッピーはユーザから集まる応援や感謝の声を活用し、従業員のモチベーションアップやサービス品質の改善、さらに口コミコンテンツによる集客力向上など、企業や自治体が抱える課題解決に貢献する仕組みづくりを目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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