代理店連携管理 SaaS「PartnerSuccess PRM」を提供するパートナーサクセスは2日、シリーズ A ラウンドで約4億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、SBI インベストメント、三菱 UFJ キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、あおぞら企業投資、テラスカイベンチャーズ、Plug and Play Japan、グローバル・ブレイン、宮田昇始氏（Nstock 代表取締役）。

これはパートナーサクセスにとって、2022年9月に明らかにしたプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。グローバル・ブレインは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、パートナーサクセスの累積調達額は約8億円に達した。調達した資金は、金融業界向けサービスの強化、マルチプロダクトの展開、および開発体制の強化に充てられる予定だ。

PartnerSuccess PRM は、BtoB流通の75％を占める代理店チャネルに特化した SaaS だ。代理店管理、情報共有、コミュニケーションを一元管理する機能を持つ。直近の MRR（月間経常収益）は2022年8月から449％成長し、ユーザ登録社数は約6,000社、ユーザ登録個人 ID 数は約20,000に達しているという。2024年7月には CRM 連携機能をリリースした。

同市では今後、金融機関との連携を強化するため、システムのセキュリティ基準を強化するとともに、リレーション、イネーブルメント、インセンティブの3つのステップを柱としたマルチプロダクト展開を進める方針だ。また、AI や独自アルゴリズムの研究開発に投資し、テクノロジーを駆使した組織への進化を目指している。今後、地方銀行などの金融機関への導入を推進していく考えだ。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT