中央省庁や自動車産業向けバーティカルAI事業展開、RUTILEAがデット含め86億円をシリーズD調達——累積調達額は100億円に

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Image credit: RUTILEA

中央省庁や自動車産業をはじめ、特定業界に向けたバーティカル AI 事業を展開する RUTILEA は2日、シリーズ D ラウンドで約86億円を調達したと発表した。調達額にはデットが含まれる。このラウンドは大和ハウスベンチャーズがリードし、Abies Ventures、グローバル・ブレイン、Shimadzu Future Innovation Fund(島津製作所とグローバルブレインによる運用)、りそなキャピタル、京都キャピタルパートナーズなどが参加した。

これはRUTILEA にとって、2023年11月に明らかにしたシリーズ C ラウンドに続くものだ。大和ハウスベンチャーズ、Abies Ventures、グローバル・ブレイン、Shimadzu Future Innovation Fund は以前のラウンドに続くフォローオン。デットは、京都銀行、りそな銀行、三井住友銀行、東邦銀行、七十七銀行から調達した。このラウンドの調達を受けて、同社の累積調達額は約100億円に達した。

RUTILEA は2018年の創業以来、精度の高い AI をすぐに使える状態にすることで、労働生産性の向上に資する AI 製品の提供に取り組んでいる。AI の導入プロセスの中で、障壁になるデータ不足の問題を生成 AI と基盤モデルにより解決し、導入プロセスの複雑さをゼロコード化によりシンプルにした製品を提供している。2024年には、子会社の AI 福島が進める、福島県双葉郡大熊町に新設される GPU データセンターを活用し、AI 開発プラットフォーム事業を本格的に開始する予定だ。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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