SXSWで加熱の動画配信Meerkat、早くも評価額4000万ドルで1200万ドルを調達

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Meerkat

<ピックアップ>Meerkat, the live-streaming app that has Twitter going crazy, just raised $12 million

今年のSXSWのテックスターとなった動画配信アプリ「Meerkat」ですが、華麗に調達をキメたようです。こちらのTechCrunchのレポートによると、評価額4000万(プレマネー)ドルに対して1200万ドルの資金調達を実施した模様。Greylock Partnersがリードでその他エンジェルが参加したとのこと。

参考記事:Product Huntで火がついて、開発から2ヶ月で15,000人が使う動画配信アプリ「Meerkat」

Meerkatの調達で面白いのはLife on Air社からのスピンオフという部分ですかね。こちらも既にシリーズAで350万ドル集めてた(ということは親会社よりも評価高かったってことです)ということで、投資ラウンド的にはシリーズBになるようです。

TwitterがポッドキャストのOdeoから分岐して生まれたストーリーと被ります。思えば両者ともSXSWで着火、さらにTwitterのソーシャルグラフ上に乗って伸びたのと同時にTwitterがライバルとなる動画配信のPeriscopeを買収、Meerkatのアクセスを制限したりなんだりと話題が盛りだくさんです。

サービス開発後に2カ月で15000人獲得、SXSWでさらに火がついて現在は30万人のユーザーに膨れ上がっており、記事によればTwitterのアクセス制限にも関わらず、Meerkat曰く30%成長が続いているという話もあるそうです。

個人的にはツイキャスがいつアクセス制限かけられるのか気が気ではありませんが、是非ともこの流れに乗っかって「Periscope VS Meerkat VS ツイキャス」という世界戦を勃発させて頂きたいと密かに期待しております。

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