メッセージング・プラットフォーム勢力の一角、WeChatの新しい数字が発表されました。Technodeのレポート記事から抄訳してお伝えします。
「中国のメッセージングアプリWeChatが今年Q2にその月間アクティブユーザーが6億人に到達した。親会社であるTencentの中間決算報告にて明らかにされている。2015年Q2の数字は、昨年の2014年Q2に達成した4億3800万人から37%の年次成長をマークしており、今年のQ1の数字、5億4900万人から積み上げたことになる。20以上の言語で利用が可能で、WeChatは200以上の国と地域で運営されている」(Technode/Emma Lee記者レポートより)。
もう、この辺りの数字はダウンロードでも登録アカウントでもなく、月間アクティブ(=使ってる人)が当たり前になってきました。その他のアプリも同様ですが、色々なマーケティング手法が発達した結果、かさ上げが容易な数字は意味をなさないという共通認識が出来つつあるのでしょうね。
ちなみにQ1時点である調査会社が実施した調査結果によると、このアプリのカバー率は中国のスマートフォンの9割ということで、WeChatのユーザー平均年齢は26歳、全ユーザーの97.7%が50歳以下で、18歳から36歳までのユーザーが86.2%を占めるそうです。
【via Technode】 @technodechina
【原文】
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