<9月25日14時30分更新> 2017年9月現在、Oneteam では「Profile Book」単体での販売を予定していないため該当箇所を削除
協働型コミュニケーションツール「Oneteam」や社員プロフィール管理ツール「Profile Book」などを開発する Oneteam は25日、直近のラウンドで3.8億円を調達したことを発表した。このラウンドに参加したのは、大和企業投資、ニッセイ・キャピタル、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、いわぎん事業創造キャピタル、Fringe81(東証:6550)の5社。調達ラウンドやリードインベスターについては不明。
調達した資金について、同社は事業拡大と Oneteam の進化の目的として、セールスや開発体制の強化とマーケティング活動強化に充てるとしている。Oneteam は先週、SmartHR の CTO だった佐藤大資氏が入社し、CAMPFIRE 執行役員 CTO の長瀬敦史氏が同社アドバイザリーに就任したことを明らかにしていた。
Oneteam にとって今回の調達は、2016年1月に実施したニッセイ・キャピタルからの2億円の調達(シリーズ A ラウンド)、2015年5月に実施したサイバーエージェント・ベンチャーズからの6,000万円の調達(シードラウンド)に続くものだ。また、Fringe81 とは資本業務提携を締結し、両社の SaaS 事業における販売・商品開発で協業するとしている。
Oneteam は2015年2月の創業。離れて働く人々のための協働環境を支援するコミュニケーションツール Oneteam は2016年6月のサービス有料化開始以降、有料利用ユーザ数は約10倍(2016年6月実績比)に拡大しているという。同社は2016年6月のサービス有料化開始時点で、Oneteam が東南アジア諸国を中心に2,500社以上の企業・団体で利用されていることを明らかにしており(無料利用ユーザを含む)、2016年中に10万人の利用を目指すとしていた。
※ THE BRIDGE では25日、Oneteam CEO 佐々木陽氏へのインタビューを予定しており、追って本稿をアップデイト予定。
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