子供向けプログラミングの自習教室を開ける「TechAcademyキッズ」、4月からプログラム提供開始へ

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TechAcademy

オンラインプログラミング教育を手がけるキラメックスは2月26日、小・中学生向けのプログラミング教室運営支援パッケージ「TechAcademyキッズ」を4月から提供開始すると発表している。

TechAcademyキッズは2020年から始まる小学生向けのプログラミング教育に照準を当てたもの。マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語「Scratch」を使った学習コースを用意しており、子供たちはブロック状になっているプログラミング内容をブラウザ上で組み立てることで、キャラクターの動きなどの制御をゲーム感覚で覚えることができる。

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今回、同社が提供するのはレクチャー内容をまとめた動画をレッスンに組み込んだ教育事業者向けのパッケージ商品で、主に対象となる子供たち向けにプログラミング教室などを始めたいスクール経営者に対して販売される。教育コンテンツ自体は自主学習できる形式で設計されているため、事業者は分からない場合のサポートのみで学習教室を開くことができる。

同社に価格を確認したところ、導入にあたっての初期費用と生徒一人あたりの月額費用を徴収するモデルということだった。また、各教室で目安となる価格設定についても設けるということで、このパッケージを使ったスクールによる極端な価格差がなくなるよう調整する。今後はウェブアプリケーションやスマートフォンアプリ、ゲーム開発などより高度な学習教材の提供も予定している。

via キラメックス

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