The Economic Times の報道によると、インドの e スポーツスタートアップ Mobile Premier League(MPL)が3,550万米ドルを調達した。この調達に参加したのは、Sequoia India、Times Internet、Go-Jek の投資部門である Go-Ventures だ。このラウンドには、RTP Global、BEENEXT、Base Growth、Venture Highway も参加した。
2018年初めに設立された MPL は、これまでに合計4,050万米ドルを資金調達している。最近ではSequoia Capital がリードインベスターを務め Go-Jek も支援したシリーズ A ラウンドを昨年11月に発表している。
MPL はモバイルゲーマー向けのプラットフォームで、アーケードゲーム、アドベンチャーゲーム、スポーツなど、カジュアルなゲームジャンルに特化している。同社によれば、Android と iOS の両プラットフォームで2,500万人のユーザを擁するという。
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これまでに、Go-Jek は Leftshift、Pianta、C42 Engineering、CodeIgnition と、4つのインド企業を買収している。今回の MPL に対する出資は、Go-Ventures からの公開された初めての出資案件となる。Go-Jek は2016年にインドに進出し、バンガロールにエンジニアリング部門を設けている。
インドネシアで成長したユニコーン Go-Jek は出資攻勢を続けており、〝クラウドキッチン〟企業 Rebel Foods とジョイントベンチャーの設立交渉中にあると報道された。MPL への出資を通じた e スポーツ進出については、Go-Jek はゲーム大会へのスポンサー協賛を開始する見込みで、昨年にはすでに社内で e スポーツ部門の設立に着手している。
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