Go-Jek、インドの求人プラットフォーム開発スタートアップAirCTOを買収

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Image credit: Go-jek / AirCTO

インドネシアの配車サービス大手 Go-Jek が、バンガロール拠点のスタートアップ AirCTO を買収した。買収後、AirCTO のチームは Go-Jek の一員となる。

買収前、AirCTO は求人プラットフォームの開発業者であり、AI(人工知能)を利用して質の高い人材を発掘することで知られていた。

YourStory に対し、Go-Jek の広報担当は「この買収は『スーパーアプリ』の開発をサポートしてくれる優秀な人材の発掘に注力する、弊社の取り組みに沿ったもの」と語った。

また、Go-Jek のインド・マネージングディレクター Sidu Ponnappa 氏は、次のように語っている。

AirCTO にはエンジニアリング人材の検索を自動化させる優れたリクルートソリューションがあり、それを支える優れたチームがいます。同チームは今後、Go-Jek の採用プロセスの技術革新、特に合理化を実現するハイテクソリューションの開発および実装に力を入れていきます。」

それと同時に、AirCTO の 設立者 Atif Haider 氏は Go-Jek に共感できる点を見つけたと語り、東南アジアでの事業成長に貢献していくことを約束したと説明した。

Go-Jek はインドネシアで最も急成長しているスタートアップの1つである。本国だけに留まらずベトナム、タイ、シンガポール、フィリピンなど他の東南アジア諸国にもビジネスを拡大している。

これまで事業強化や拡大、そして人材確保のため複数のスタートアップを買収してきた Go-Jek。その中にはCoins.phMidtrans、Kartuku、MapanPromogo などがいる。インド企業に限定すると、ヘルスケアスタートアップの Pianta、モバイルアプリ開発者向けコンサルティング会社 LeftShift が買収されている。

【via DailySocial】 @DailySocial

【原文】

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