ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」運営、アプリ版開発やマーケ強化で6.5億円を調達

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左から:取締役 CFO 髙杉慧氏、代表取締役社長 関藤竜也氏、取締役 COO 河村晃平氏、取締役執行役員 CHRO 徳山耕平氏
Image credit: Kuradashi

<6日10時30分更新> 文中、B Corporation 認証取得の番目を訂正。

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは6日、直近のラウンドで6.5億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。このラウンドに参画したのは、新生企業投資グループが運営するファンド、博報堂 DY ベンチャーズ、ロート製薬(東証:4527)、池森ベンチャーサポート、SG インキュベート。

クラダシでは、さまざまな理由により通常の流通ルートでの販売が困難な商品を協賛価格で買い取り、 Kuradashi 上で販売することでフードロス問題に取り組む。Kuradashi の利用者数は35万人、パートナー企業数は累計990社を超えた。また、クラダシが Kuradashi を通じて社会貢献活動団体に寄付した累計総額は8,000万円を超え、削減したフードロス量は9,889トンを超えた。

「Kuradashi」
Image credit: Kuradashi

また、クラダシでは、創業当時から社会性・経済性・環境性を包括した事業を展開していることが評価され、アメリカの非営利団体 B Lab による国際的な認証制度に基づく「B Corporation 認証」を2022年6月に取得したことを明らかにしている。B Corporation 認証は2022年5月時点で82カ国の5,000社以上が取得しており、クラダシの認証取得は日本企業として12社目13社目

クラダシでは、調達した資金を使って、Kuradashi のリブランディングやアプリ版のリリースをはじめプロダクト開発を行う。また、サービス認知の向上を目指した自社主催カンファレンスやコンセプトムービーによるマス向け広告展開など、マーケティング活動を強化しユーザ数の拡大を目指すとしている。

via PR TIMES

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