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レシピ動画「クラシル」のInstagramフォロワー数が230万人を突破、獲得ノウハウも公開

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レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyは、10月31日、同社が運営するInstagramアカウント「kurashiru 」のフォロワー数が230万人を突破したことを発表した。クラシルは、かんたんにおいしく作れるレシピを提供するレシピ動画サービス。サービス提供から3年半でアプリダウンロード数1,900万、レシピ動画数33,000本を突破している。 同社は本サイト以外にも分散的にFacebo…

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クラシル・Instagramアカウント

レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyは、10月31日、同社が運営するInstagramアカウント「kurashiru 」のフォロワー数が230万人を突破したことを発表した。クラシルは、かんたんにおいしく作れるレシピを提供するレシピ動画サービス。サービス提供から3年半でアプリダウンロード数1,900万、レシピ動画数33,000本を突破している。

同社は本サイト以外にも分散的にFacebookやInstagram、TwitterやYouTubeといったソーシャルネットワークサーヒスで、毎日の献立におすすめのレシピや日々の料理に役立つ知識などを紹介している。また今回のフォロワー数獲得に合わせ、過程についての考察も同時に紹介している。

via PR TIMES

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【追記あり】レシピ動画「kurashiru」運営のdelyが女性向けメディア「TRILL」を子会社化、ヤフーから過半数の株式を取得

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レシピ動画サービスの「kurashiru」などを運営するdelyは3月25日、女性向けメディアを運営するTRILLを連結子会社化したことを公表した。ヤフーが保有する同社株式の51%を取得したもので、2019年4月1日付でTRILLの代表取締役社長にdely代表取締役の堀江裕介氏が就任する。 delyは昨年7月に料理動画サービス「mogoo(もぐー)」を手がけるスタートアウツの発行済株式を全て取…

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delyウェブサイト

レシピ動画サービスの「kurashiru」などを運営するdelyは3月25日、女性向けメディアを運営するTRILLを連結子会社化したことを公表した。ヤフーが保有する同社株式の51%を取得したもので、2019年4月1日付でTRILLの代表取締役社長にdely代表取締役の堀江裕介氏が就任する。

delyは昨年7月に料理動画サービス「mogoo(もぐー)」を手がけるスタートアウツの発行済株式を全て取得して子会社化しているほか、自身も同年8月にヤフーと資本業務提携を結んでいる。また、今年1月には事業をレシピ動画からライフスタイル全般に拡大し、新メディア「my kurashiru」を開始している。

今後、同社ではTRILLと連携し、ファッションやメイク、ライフスタイルなどのコンテンツをはじめ、広告などの事業シナジーを模索する。本誌ではdelyに対して本件に関するコメントを求めているので届き次第追記する。

15:58追記:堀江氏からコメントが届いたので追記する。太字の質問は筆者。

買収の経緯を教えて欲しい

堀江:これまで当社では”人々の生活に寄り添うサービス”を目指し、レシピコンテンツをはじめとした「食」にまつわる情報の拡充や「クラシルかんたん献立機能」といったユーザーの家事・食事における課題解決を目的としたサービス展開を通じてレシピ動画事業を成長させてきました。また、TRILL社はクラシルと同じく20〜40代の女性をメインターゲットとした、ファッションやメイク、ライフスタイルといったコンテンツや広告を提供しています。

両社が連携することで、my kurashiruをはじめとしたライフスタイル事業の拡大をさらに加速させることができるのでは、という考えから今回の連結子会社化が実現しました。

具体的な事業シナジーで考えていることは

堀江:両社の持つメディアグロースやコンテンツ制作に関する知見をかけ合わせることを考えています。具体的にはTRILLやmy kurashiruといったライフスタイルメディアの成長、広告の共同販売など、マネタイズ力の強化などを計画しています。また、長期的には統合事業戦略に則った「メディア to コマース施策」としてECにも挑戦したいと考えています。

ありがとうございました(追記終わり)

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今回delyが子会社化を公表したTRILL

 

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レシピ動画のdelyがくらしのメディア「my kurashiru」開始、ライフスタイル事業参入

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レシピ動画サービスの「kurashiru」を運営するdelyは1月21日、主軸事業であるレシピ動画事業にあわせてライフスタイル事業に本格参入し、ライフスタイルメディア「my kurashiru」を開始すると発表した。これまでの料理情報を拡張し、「くらし」に寄り添い提案できるコンテンツ・サービス・ブランドの展開を目指す。 my kurashiruは「わたしのくらし、もっと好きになる」をコンセプトにし…

レシピ動画サービスの「kurashiru」を運営するdelyは1月21日、主軸事業であるレシピ動画事業にあわせてライフスタイル事業に本格参入し、ライフスタイルメディア「my kurashiru」を開始すると発表した。これまでの料理情報を拡張し、「くらし」に寄り添い提案できるコンテンツ・サービス・ブランドの展開を目指す。

my kurashiruは「わたしのくらし、もっと好きになる」をコンセプトにしたライフスタイルメディア。昨年リリースしたInstagramメディア「1_weekends」をベースにリブランディングし、衣食住にこだわりのある企画編集者がファッションやメイク、ヘアケア、お出かけをはじめとしたストーリーのあるコンテンツを配信する。

今後はInstagramの他にもウェブでの記事や動画配信、ライフスタイルメディアという枠組みを超えた多角的な事業展開につなげていく予定。

via PR TIMES

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「今辞めたら絶対後悔する」再起を支えた若きCTOの苦悩ーー隠れたキーマンを調べるお・クラシル運営delyの大竹氏

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編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。 今年30億円の資金調達を行い、スタートアップ界で一際注目を集めるdely。delyが運営するレシピ動画「クラシル」はテレビCMなどの影響もあり、一般層への認知度も高ま…

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編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

今年30億円の資金調達を行い、スタートアップ界で一際注目を集めるdely。delyが運営するレシピ動画「クラシル」はテレビCMなどの影響もあり、一般層への認知度も高まっています。そんな今一番勢いのあるdelyを代表の堀江裕介氏とともに創業した取締役CTOの大竹雅登氏。dely創業事業の撤退、その後の苦難、そして「クラシル」の成長などいろいろお伺いしてきました。

大柴:お久しぶりです。五反田のオフィスになって初めて来ました。最後にdelyのオフィスに行ったのは、去年の正月明けで、その時は渋谷のオフィスでしたね。

大竹:五反田には去年の夏に移転しました。去年の正月に大柴さんがいらっしゃった時はレシピ動画を始めたか始めないかの頃でした。

大柴:あぁそうなんですね!あの頃はいろいろと事業に悩んでるような感じもしましたが、それからは一気に盛り上がってますね。では、その辺のところは後ほど順番に聞いていきますので、今日はよろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

大柴:大竹さんはおいくつなんですか?

大竹:今年24歳になります。堀江(dely代表取締役)の一つ下になります。

大柴:そうなんですね。いやぁ、若いなぁ…。堀江さんとは最初どのようにして知り合ったのですか?

大竹:起業に興味のある人が集まってるFacebookグループがあって、そこにお互い参加してたんです。でもそこは人数も多くて、堀江とも特に話をすることもなく。

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大柴:なるほど。

大竹:ただ堀江のことは認識していました。慶應にホリエモン(堀江貴文氏)が講演にきたときに堀江が質問してて、それをブログに書いていたんです。「慶應のホリエモンがホリエモンに質問してみた」という記事で(笑)。

大柴:堀江さんらしいなぁ(笑)。

大竹:なので堀江のことは認識はしていたんですが、初めて話したのはFacebookのグループがきっかけです。メッセがきて「起業するんで、エンジニアを探してます。会いましょう」というような趣旨のメッセがきまして。その段階では一度も会ったことはないです(笑)。

大柴:なるほど(笑)。そして実際に会ったわけですね。

大竹:はい。綱島の上島珈琲で会いました。駅から店まで少し歩くのですが、「あのビジネスはダメだなー、俺だったら絶対こうするわ!」みたいなことを話してたのを覚えてます(笑)。変なやつだなぁと思いましたね。

大柴:(笑)

大竹:でも上島珈琲でちゃんと話したら、かなりしっかりと事業のことなどを考えていて、人間としてもとても信頼できる人だなと感じました。その時は「フードデリバリー」の事業について語ってくれました。

大柴:創業事業のアレですね。

大竹:はい。話を聞いてとても面白そうだと思いましたし、信頼できそうだったので一緒にやることに決めました。もうその場で決めた感じです。

大柴:なるほど。ところで大竹さんは起業には興味があったのですか?

大竹:そうですね。delyの前に一度起業しようと準備してたことがあります。結局それは頓挫してしまったのですが、興味はありました。2013年にシリコンバレーとインドを旅行して、どちらも起業文化がある国で、その光景を見て「自分でもやってみたい」という気持ちになりました。そして帰国してサービス作って、起業準備してたんです。でも結局解散しました。それが2013年末です。

大柴:なるほど。その直後に堀江さんから「一緒にやろう」という連絡があって、そして今がある。わからないものですね。そして堀江さんと一緒にdelyを始めたわけですが。

大竹:はい、最初は渋谷のEast Venturesのシェアオフィスを間借りしてました。

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大柴:そうですね。2014年3月にBASEと一緒にオフィスを借りて、一部をEast Venturesのシェアオフィスとして使用してました。そこの最初の入居企業の一つがdelyでしたね。

大竹:はい。こっちは開発がなかなか進まず、リリース予定の4月も過ぎて…。結構つらい時期でした。それにBASEさんとの空気の差がすごくて(笑)。BASEさんはもうすでにプロダクトもあって、それが伸びてて、人も増えて…。delyとの差を痛感してました。それにBASEさんは「bento.jp」ばかり注文してて(笑)。

大柴:(笑)。まぁとにかくあの頃のdelyはカオスだった印象がありますね(笑)。

大竹:そうですね。それでとにかく独立オフィスに行きたくて、サービスリリース後の8月に桜丘(渋谷)のオフィスに移転しました。

大柴:ダンボールに入れた荷物を自分達で歩いて運んでましたね(笑)。

大竹:そうですね(笑)。ようやく念願の独立オフィスに行ったのですが、その数カ月後にフードデリバリーの事業はクローズしました。一番大きかったのは収益モデルの実現が難しかったことです。その他にもいろいろ問題はありましたが、ようは最初の計画が甘かったんですね。

大柴:クローズにともなう混乱もあったと思いますが、そのあとメディア事業にピボットしますね。

大竹:はい。元々はフードデリバリー事業の集客のためのオウンドメディアを作ってたんです。それで事業がクローズしてしまったので、そのメディアがメイン事業になりました。当時キュレーションメディアなどメディア事業が盛り上がってたこともあり、自分達もそこに賭けました。

大柴:めちゃめちゃ記事を書いてましたよね。

大竹:はい(笑)。ただ元々のフードデリバリー事業と全然違う事業ですし、エキサイティングな成長というか事業の伸びは無くて。そんな中、人もどんどん辞めていきました。大柴さんがいらっしゃった2016年1月くらいが一番人が少なかったかもしれません。

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大柴:確かに「人が少なくなったかな」とは思いましたね、あの時。

大竹:2015年は低迷期でした。打開策を見つけるために堀江はいろんな人に会いまくってました。面白い話を聞いて、それを元に「こういうサービスやろう」とか「こういう風にしていこう」とか言うんです。社員も「昨日と言ってることが違う」とかそういう声が上がったりしてて。

大柴:「あるある」ですね。

大竹:創業の時に一回注目を浴びたじゃないですか。メディアにも取り上げられて、知名度が最初から高かった。それが一気に落ちて。一回上がった分、下がった時に「落ち目」感がすごいというか。キツかったですね、2015年は。

大柴:わかります。

大竹:自分もその状況を打開することができず、ふがいない気持ちでした。辞めたいと伝えたこともありました。でも堀江は「今辞めたら絶対後悔する。最後までやりきろう」と言って強く引き止めてくれました。社員が次々と辞めて本人も辛かったと思いますが、彼がぶれなかったのでもう少し頑張ろうと思いました。

大柴:なるほど。

大竹:ちょうどその頃に入った柴田(dely執行役員)が「一緒にやりましょう」とか「もう一回頑張りましょう」とか言うんです。彼は2015年の闇の時代にいなかったので、とにかく明るいんです(笑)。まぁいろいろ考えてとりあえず2016年3月まで頑張ろうと決めました。3月まで頑張って辞めようと。最後に一踏ん張りしようと。

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大柴:そしてそのタイミングでレシピ動画がブレイクしたわけですね。

大竹:試しに動画作ってSNSに上げてみたらびっくりするくらい伸びまして。いままで体験したことのない数字の伸びで、ほんと信じられないくらいでした。びっくりしました。すぐに3月になり、月末に堀江と二人で飲みに行きました。そんなに会話は無かったです。堀江が「続けるっしょ」と言うので「うん」と返すくらい(笑)。

大柴:堀江さんと最初に会った綱島では「変なやつ」「でも信頼できる」という印象だったという話ですが、一緒に働き始めてから変化しましたか?

大竹:一緒にやってからはさらに「すごいな」って感じました。プロダクトの無い段階でファイナンス決めたり、営業したり。行動力と推進力はすごいなと感じました。最初はそういう勢いみたいの「だけ」だったんですが、今では何ていうかプロフェッショナル感が増したというか、リスクも考えた上で戦略的に攻める勝負師になりましたね。クラシル事業を初めてからは特にです。気合いは昔からあったけど、それ以外の部分も成長したように思えます。一貫して言えるのは超ポジティブですね。

大柴:大竹さんと堀江さんはケンカとかしないんですか?(笑)

大竹:イラっとするときもありました(笑)。でも失望したことは一度も無いし、信頼しています。堀江がビジネス面、自分がプロダクト面を見てて、そこの役割分担はしっかりしています。完全に任せてくれています。

大柴:なるほど。良い関係性ですね。大竹さんはこの先どういうことをやっていきたいですか?

大竹:この会社ででかいことをしたいですね。大きな規模で社会にいい影響を与えられる存在になりたい。企業価値で言えば千億、兆を超えるくらいの規模で。個人的には「使ったときに衝撃を受けるようなプロダクト」を作りたいです。自分がプログラミングを始めるきっかけになったのが、高校生の時に発売されたiPhone4なんです。iPhone4を見てもの凄い衝撃を受けたんです。ハード、ソフト問わず、あの衝撃に勝るようなプロダクトを作っていきたい。クラシルがそのようなものになるように、まずは全力で頑張っていきたいですね。自分がいなくても生きる、残っていくプロダクトを作っていきたいです。

大柴:なるほど、頑張ってください!今日はありがとうございました。

編集部より情報開示:今回取材頂いたdelyは大柴氏がフェローを務めるEast Venturesの出資先でもあります。こちら情報開示としてお知らせいたします

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30億円調達した料理動画レシピ「kurashiru」のdely、クックパッド神話を崩せるか

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一部報道があった通り、料理動画のレシピメディア「kurashiru」を展開するdelyは3月27日、ジャフコ、YJキャピタル、gumi ventures、Das Capitalの4社が運営するファンドおよびフリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏と複数の個人を引受先とする第三者割当増資の実施を発表する。 調達した資金は総額で30億円。出資比率や払込日などの詳細は非公開。これに伴う経営体制の変更も公表は…

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料理動画レシピアプリ「kurashiru」

一部報道があった通り、料理動画のレシピメディア「kurashiru」を展開するdelyは3月27日、ジャフコ、YJキャピタル、gumi ventures、Das Capitalの4社が運営するファンドおよびフリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏と複数の個人を引受先とする第三者割当増資の実施を発表する。

調達した資金は総額で30億円。出資比率や払込日などの詳細は非公開。これに伴う経営体制の変更も公表はされていない。同社は調達した資金でレシピ動画事業の国内拡大、新規事業開拓およびM&Aなどを推進する。

同社が約5億円の資金調達を発表したのが2016年11月、そこから半年を待たずしての大型調達発表となった。創業時のフードデリバリ事業からの転換経緯や拡大の方向性などについては代表取締役の堀江裕介氏に取材した記事があるので参照いただきたい。

月間1000本配信の料理動画「KURASHIRU」運営がYJキャピタル、gumi V、ユナイテッド等から約5億円を調達

前回取材時、私はクックパッドが局所的に動画をやり始めたらどう対抗するのか、という点で堀江氏に質問をしていた。しかし今はもう考え方が変わっている。おそらく彼を支援する個人投資家たちも最初から本気でこれを狙って彼に投資していたのだろう。

ーーつまり「どうやってクックパッドの牙城を崩すのか」という視点だ。一強時代を二強にするブランド構築方法、事業展開、数値目標。これらについて堀江氏に尋ねたところ、情報開示は控えるということでまだ具体的なコメントは出せないと回答があった。

「今後は色々な方法で20年間ユーザーの頭の中に染みついている『料理をするならクックパッド』というところから、料理をするならクックパッドかkurashiru、更にもっと先では料理をするならkurashiruという状態に持っていくのが理想です。単に良いサービスを作るだけでなくいかに強烈な自然想起を取れるかを考えてこの資金を使っていこうと考えています」(堀江氏)。

アプリ経済圏でブランドを構築する方法はここ数年で手法が確立しつつあるように思う。今回、出資者としてDas Capitalという名前があるが、これはアトランティス、グノシー、AnyPayと次々事業を立ち上げる連続起業家、投資家の木村新司氏が代表を務めるファンドだ。

彼はアプリ経済圏での勝ちパターンを熟知しているし、創業期から支援している佐藤氏や、師弟関係を結んでいるとされるgumi代表取締役の國光宏尚氏など、堀江氏のバックにある支援者の層は厚い。こういった面々のアドバイスが事業にどのような影響を与えるのかという点も興味深い。

ブランド周知がマス層に行き渡った時点での事業展開が果たして動画レシピ一本なのか、それ以外のライフスタイル領域に広がっているのか、これらについても堀江氏は開示できないとし、売上や利益規模についても同様で具体的な数値目標についてはノーコメントということだった。

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フードデリバリーを提供していたdely、動画レシピプラットフォームの構築を目指す

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動画メディアが活況だ。各プラットフォームに掲載される動画コンテンツたちは、日々かなりのリーチを生み出している。 少し前に話題になることが多かった「分散型メディア」のように、各プラットフォームにコンテンツを提供することでユーザを集めているプレイヤーたちも、動画コンテンツへの注力を始めている。 海外では、BuzzfeedやVICEなどの名前がよく挙げられるが、日本ではC Channelやエブリーなどの…

動画メディアが活況だ。各プラットフォームに掲載される動画コンテンツたちは、日々かなりのリーチを生み出している。

少し前に話題になることが多かった「分散型メディア」のように、各プラットフォームにコンテンツを提供することでユーザを集めているプレイヤーたちも、動画コンテンツへの注力を始めている。

海外では、BuzzfeedやVICEなどの名前がよく挙げられるが、日本ではC Channelやエブリーなどのプレイヤーが動画コンテンツを作成し、急成長している。

大小様々なプレイヤーが鎬を削るフロンティアに挑戦しているスタートアップのひとつがdelyだ。

フードデリバリーの「dely」、ANRIに第三者割当増資を実施ー佐俣アンリ氏、前田ヒロ氏、佐藤裕介氏がオンデマンドデリバリーについて語る

delyは2014年にフードデリバリーサービスをスタートしていたが、その後ピボット。「KURASHIRU」というキュレーションメディアを立ち上げた。

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「KURASHIRU」は、ライフスタイルを中心としながら、美容やフード、動物等のテーマにも展開している。各テーマごとにFacebookページを複数作成しており、現在、トータルで5ページを運用しており、約170万いいねを集めている。

「KURASHIRU」は、ウェブサイトを持ちつつ、各プラットフォームに動画を中心としたコンテンツを配信。再生数を稼いでいる。近々広告ビジネスもスタートさせるそうだが、話を進めているクライアントからは好感触を得られているという。

「これまでWebで動画広告を出稿したいと思っても、なかなか再生回数を100万回超えるようなところがありませんでした。私たちのプラットフォームでは、安定的に高い再生回数を出すことができるので、クライアントも喜んでいます。」

そうdely代表取締役の堀江裕介氏は語る。分散型メディアと呼ばれる、各プラットフォームでコンテンツを提供しているプレイヤーは、スポンサードコンテンツで売上をたてるところが多い。だが、delyが目指す領域はここに留まらない。「KURASHIRU」は今後「フード」に力を入れていき、このテーマのフォーカスが彼らが目指す未来に関係している。

フードのレシピ動画はシェアされることも増え、動画コンテンツの中でも高い人気を誇る。だが、フードといえば、Buzzfeedが運営する「Tasty」など、いくつかのライバルが存在する。フードに特化したとして、堀江氏はどう彼らと競争していくのだろうか。

堀江氏「他のプラットフォームに動画コンテンツを配信していく上で大切なことは、知名度を高め、ブランドを作っていくことです。私たちは「KURASHIRU」のアプリも提供していて、「KURASHIRU」という名前での検索が増えています。フローになりやすいプラットフォーム上ではなく、アプリでユーザをストックしていくことを目指します」

女性向けキュレーションメディアとして高い認知を獲得した「mery」は、検索やソーシャルメディア上でのシェアからの流入でトラフィックを伸ばし、アプリをリリースした後は、アプリでユーザをストックできるようにしてきている。

「KURASHIRU」が想定している流れもこれに近く、提供しているアプリにユーザをストックしていこうとしている。

これまでにもFacebookページから導線を作ったり等はしていなかったにも関わらず、ユーザは検索からアプリにたどり着き、ダウンロード数が伸びていたそうだ。これまで情報を届けるアプリだった「KURASHIRU」は全面リニューアルを行い、その姿を変えている。

kurashiru app

堀江氏作成した動画をアプリ上に”ストック”していきます。ユーザから、「あのレシピどこいったんですか?」という問い合わせがとても多いんです。 1日に数十件は来ます。「KURASHIRU」は、動画レシピアプリとしてリニューアルし、成長させていきます」

現在でも、月に500〜600本の動画を作成しているそうだが、そのコンテンツはストックにはならず、流れていってしまっている。これをストックに変えていけるよう、動画レシピアプリへと姿を変えようとしている。これにより、広告以外のマネタイズモデルが見えてくる。

堀江氏「課金できているコンテンツは限られます。クックパッドに食べログ、アットコスメなどを見ればわかるように、食と美容のコンテンツは課金されやすい。「KURASHIRU」は、動画レシピでクックパッドモデルを目指したいと考えています」

動画レシピのプラットフォームとなることで、ユーザ課金をマネタイズの軸にしていこうと堀江氏は考えている。将来的には、アプリにライブ配信の機能をつけ、料理教室や人気の料理ブロガーなどと連携していく考えだ。

今年の3月には、YouTube 創業者スティーブ・チェンが料理のライブストリーミングサービス「Nom」をリリースしており、料理のライブ配信方面も可能性が広がっている領域。

YouTube 創業者スティーブ・チェンが料理のライブストリーミングサービス「Nom」をローンチ

フード以外のテーマはアプリ化は行わず、分散型メディアとしての運用に止め、スポンサードコンテンツでマネタイズを図っていく。

フードデリバリーからピボットした後、delyはスタッフが共同創業者以外の全員が辞め、会社の銀行口座には20万円ほどしかない時期もあったという。その苦労を乗り越え、堀江氏には次のステージが見えてきた。

堀江氏「今は、スタッフで10人、バイトまで含めると35人ほどのメンバーで500〜600本の動画を作れる状態になっています。1、2ヶ月以内に1000本の動画を制作できる体制を整えます。その後は、月間の再生数は10億までは特急でいきたいですね。自社のプラットフォームだけで1年以内に5億回、外部のプラットフォームと合わせて10億回の再生回数を目指します。」

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フードデリバリーの「dely」、ANRIに第三者割当増資を実施ー佐俣アンリ氏、前田ヒロ氏、佐藤裕介氏がオンデマンドデリバリーについて語る

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フードデリバリーアプリのdelyは9月8日、ANRIを割当先とする第三者割当増資の実施をしたと本誌に教えてくれた。 金額や払込日などの詳細は非公開。今回の調達は7月のシードラウンドに引き続き、2度目の調達となる。シードではBEENOSをリードインベスターとし、East Ventures、partyfactoryから調達している。 dely代表取締役の堀江裕介氏は「配達の供給も整っており、平日ランチ…

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フードデリバリーアプリのdelyは9月8日、ANRIを割当先とする第三者割当増資の実施をしたと本誌に教えてくれた。

金額や払込日などの詳細は非公開。今回の調達は7月のシードラウンドに引き続き、2度目の調達となる。シードではBEENOSをリードインベスターとし、East Ventures、partyfactoryから調達している。

dely代表取締役の堀江裕介氏は「配達の供給も整っており、平日ランチのみの提供でしたが、8月からフードデリバリーのニーズが多いディナータイムと土曜日にも対応しました。今後は契約店鋪を増やすとともに、ウェブからのユーザー獲得に力をいれていきます」と今後の展開について語る。

同社は契約店舗へのサポートとして、飲食店の多くが利用するFAXにも対応した。現在は順調に契約店舗数を増やしていて、順次対応地域を渋谷だけではなく、恵比寿や六本木周辺に拡大していくとのことだ。

今回はdelyに出資しているANRIゼネラルパートナーの佐俣アンリ氏、BEENOSマネージングパートナー前田ヒロ氏とアドバイザーとして参加するフリークアウトCOOの佐藤裕介氏に、delyと日本のオンデマンドデリバリーについて話を伺った。

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既存の産業構造を変化させる会社に出資したい

「決済のコイニーや印刷のラクスル、働き方のクラウドワークスのような、インフラになるサービスなどを中心に出資しているので、物流もひとつのテーマとしてありました。日本の物流系のスタートアップの方には大体会っているんですけど、その中でも特に堀江さんは面白かったので出資を決めました」(佐俣氏)。

佐俣氏は日本での物流に関して「GDPも大きくそれなりに国土面積があることからマーケットはある」と付け加える。

「既存の物流でも十分ではあるんですけど、すぐに届くというのは実現されていない。新しい産業をつくったり、既存の産業構造を変化させるのが僕の仕事ですから、delyのオンデマンド宅配に期待しています」(佐俣氏)。

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写真左から佐俣アンリ氏、堀江裕介氏、前田ヒロ氏、Mac画面の中に佐藤裕介氏

オンデマンドデリバリーは日本でも当たり前になる

BEENOSとしてInstacartにも投資している前田ヒロ氏は、アメリカではオンデマンドデリバリーが一般的になりつつあり、日本でも5年後、10年後には当たり前になっていくのではないかと予想している。

「モバイル技術で配達員の位置情報がリアルタイムに取れるようになったので、これまで配達員ではなかったような人たちも配達員になることができるようになります。デリバリーに限らず、オンデマンドで個人が個人の価値をサービスとして提供できるようになってくるのは必然でしょう」(前田氏)。

堀江氏によるとInstacartの経験のある前田氏のメンタリングは、プロダクト開発の上で勉強になったという。「サービスに対するフィードバックが本当に的確で、シードでヒロさんが入っていたのは本当にためになりました。おかげでより良いプロダクトを目指すことができます」と堀江氏は語っている。

「日本でもPostmatesのような仕組みのオンデマンドデリバリーが必要。でも簡単ではないからクレイジーな人がやるべきだと思うんです。そういった意味で堀江さんは若い分、変な固執もないし、ぶっとんでるからいいって思うんです」(前田氏)。

「頭おかしい人」に賭けたい

「日本の大手物流企業はスケールが大きくて配送に必要なリソースを安価に獲得できる上に、オペレーションの改善を積み重ねている。それなのに30分で物がとどかないっていうのは、そもそも不可能だからなんです」ーー佐藤氏はこう現状を分析する。

「しかし現在スマホの登場を契機に、配送サービスサプライヤーになり得なかった一般ユーザーを『ポテンシャルサプライヤー』とみなして安価なデリバリーネットワークを構築できる可能性が大きくなっています。不可能だったものが一気に可能になるのでは期待しています」(佐藤氏)。

堀江氏についても「不可能を可能にするのは頭がおかしいひとじゃないとできないから、頭のおかしい堀江に賭けてみたいって思うんですよね」と続けた。

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レストランの食事をデリバリーできるアプリdelyがβ版を公開

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スマホからレストランの食事を注文をして自宅やオフィスまでデリバリーしてくれるdelyが7月2日、β版を公開した。現在渋谷(一部表参道)地域に限定してサービスを展開している。 和食からエスニックまで、レストランの食事をすぐに配達してくれる delyの契約店舗は現在30店でローンチ時には一店舗公開され順次追加されていくとのこと。イタリアンや和食から、トルコ料理やタイ料理といった変わったメニューもアプリ…

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スマホからレストランの食事を注文をして自宅やオフィスまでデリバリーしてくれるdelyが7月2日、β版を公開した。現在渋谷(一部表参道)地域に限定してサービスを展開している。

和食からエスニックまで、レストランの食事をすぐに配達してくれる

delyの契約店舗は現在30店でローンチ時には一店舗公開され順次追加されていくとのこと。イタリアンや和食から、トルコ料理やタイ料理といった変わったメニューもアプリから注文することができる。dely代表取締役の堀江裕介氏は立上げの理由をこう語る。

「これまでの出前というと、割高でメニューの選択肢が少ない。delyで提供する食事はこれまでの出前のイメージを覆すような、味に拘った様々な種類の食事を揃えています。これまで出前を頼まなかったような、若い人たちにもっと出前の文化を浸透させていきればと思います」(堀江氏)。

メインターゲットは若い女性でアサイーボールやサラダなどヘルシーなメニューも充実している。堀江氏はレストランの食事がそのまま楽しめるよう、すぐに配達できる体制を整えたと付け加える。

利用方法はシンプルで、届け先を登録後、一覧から店とメニューを選択し、食べれない食品のカスタマイズやをして注文するだけだ。

現在は現金による決済のみだが、今後は事前に登録したクレジットカードでオンライン決済できるようにするという。配達場所に関しても、現在は住所を入力する必要があるが、今後位置情報から注文できるようにするとのことだった。

小さな飲食店でもデリバリー展開できるような機会を

飲食店は新規登録料や月額利用料は無料でdelyに登録することができ、ここを通して注文された商品から一部を手数料・配達料として払う仕組みになっている。飲食店が用意するのはデリバリー専用の容器だけで、すぐにデリバリーを提供できるようになる。

「通常、飲食店がデリバリーを始めようとすると、配達員の指導やバイクなどにかかるコストなど沢山の障壁があります。デリバリー展開はそこそこ売り上げがないと厳しく、実際に展開している店の多くが全国展開しているような大企業ばかりです。delyはいままでデリバリーできなかったような小さい飲食店にも、デリバリーの機会を提供します」(堀江氏)。

配達員は空いた時間に配達できる、物流版Uber

注文した食事は配達員がロードバイクですぐに届けてくれる。配達員の雇用形態はUberのような仕組みで、配達員はいつでも自分の時間が空いているときに配達できる。

「配達員は移動するついでだったり、空き時間にdelyの配達ができるようになります。配達一件ごとに400円が配達員に支払われるという仕組みなので、空いている時間を有効に活用できます。配達員が自分の近くの注文をすぐに把握できるような、配達員専用アプリも開発しています」(堀江氏)。

配達スタッフは18歳以上でスマホを持っていれば誰でも応募することができる。

「食事にかかわらず、すべての物流をdelyの仕組みで実現させたいです。webサービスの多くがオンラインだけで完結するものですが、今後はオンラインとリアルと結びつけるようなサービスが残ると思います。私たちは物流という新しいインフラを作れるサービスをめざしています」(堀江氏)。

このように、堀江氏は将来的にフードデリバリーだけではなく、あらゆるものをdelyの仕組みで運べるようにしていく計画だという。現在ECが浸透し取引数が急増している一方、物流業界の労働環境の悪化により配達員数が大幅に減っている。

「トラックドライバーの人口は2006年から2008年の二年間で92万人から86万人に減っています。今後更にEC市場が伸びることを考えると、日本の物流はパンクします。ですからdelyの空きリソースを活用する仕組みで、物流そのものを変えていきたいです」(堀江氏)。

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