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わりかんアプリ「paymo」サービス終了へーー来年5月末に全サービス停止、決済のpaymo bizは継続

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AnyPayは11月29日、わりかんアプリ「paymo」のサービス提供を2019年5月30日で終了すると発表した。 各機能の提供終了は段階的に行われる。まず今日時点で新規会員登録が停止し、12月6日には新規取引が終了して新規の請求・支払いリクエストを作成することができなくなる。12月13日には全取引とペイモQRが停止し、4月25日に引き出し申請の停止を経て5月30日に全サービス停止となる。 pay…

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AnyPayは11月29日、わりかんアプリ「paymo」のサービス提供を2019年5月30日で終了すると発表した。

各機能の提供終了は段階的に行われる。まず今日時点で新規会員登録が停止し、12月6日には新規取引が終了して新規の請求・支払いリクエストを作成することができなくなる。12月13日には全取引とペイモQRが停止し、4月25日に引き出し申請の停止を経て5月30日に全サービス停止となる。

paymoの公開は2017年1月。スマホによる「友だちとの割り勘」をユースケースに、個人間で特定のお店などの支払いを決済できるアプリとして登場した。

<参考記事>

通常、個人間での資金移動には資金決済法に基づいた事業者登録が必要だったが、同社はこれをレシートをアプリからアップすることで決済と位置付け、現在市場で認知が広がりつつあるQRコードを利用した支払いの先駆けとして注目を集めた。なお、事業者向けのペイメントサービス「paymo biz」は継続される模様。

paymo bizの「QR支払い」一般公開、一つのコードでユーザーが支払い金額を入れる「お店QR」に対応

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わりかんアプリ「paymo」を展開するAnyPayは11月27日、QRコード決済システム「QR支払い」を一般公開すると発表した。小売りなどの販売事業者は「paymo biz(ペイモビズ、旧サービス名はAnyPay)」を通じてQRコードを発行し、ユーザーがそのコードで商品を購入することができるようになる。また、同時に販売事業者が売上管理できる事業者向けのアプリも公開したことも併せて伝えている。 pa…

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お店QRはユーザーのスマートフォンをレジに変える

わりかんアプリ「paymo」を展開するAnyPayは11月27日、QRコード決済システム「QR支払い」を一般公開すると発表した。小売りなどの販売事業者は「paymo biz(ペイモビズ、旧サービス名はAnyPay)」を通じてQRコードを発行し、ユーザーがそのコードで商品を購入することができるようになる。また、同時に販売事業者が売上管理できる事業者向けのアプリも公開したことも併せて伝えている。

paymo bizは初期費用、月額費用共に無料で、現在は手数料も無料。ただし、事業者アカウントあたり月間の売上が5000万円を超える場合は、5000万円を超越した売上に対して2.8%の決済手数料が発生する。

paymo bizでのQRコード決済は今年8月から試験的に一部事業者に公開されていた機能。販売商品毎にQRコードを発行し、それを店頭ポップやタブレットなどのディスプレイに表示することで、ユーザーのQR決済を利用可能にする。

クレジットカードや非接触端末(SUICAなど)読み込みリーダー等の専用端末が不要で、販売事業者にとっては導入の初期コストを低く抑えることができる。同社はカフェなどの飲食店や、野外でのライブチケット、フリーマーケットなどレジが準備できない場所での利用を見込む。

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ユーザー側でお店が指定する合計金額を入力する

QRコードは商品毎の「商品QR」のほか、店舗に紐づいた「お店QR」の発行も可能。これはお店毎に紐づいたQRコードを読み込むことで支払いユーザー側のスマートフォンで金額を入力して決済する方法。複数の商品や価格が変動する商品についてはこちらの利用が便利で、言わば「レジ機能をユーザー側に委ねる」方法となる。

売上管理できるpaymo bizアプリは、商品の購入履歴や売上、キャンセル処理がリアルタイムに実行できる。QRコードの発行も可能で、アカウントを登録後に特別な審査等はなくすぐに利用可能となる。

Source:PRTIMES

 

スマホで変わる支払い方法:Paymo、Kyash、LINE Payは現金よりも便利?実際に使ってみた

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最近「お金を支払う」というこれまで当たり前だった行為を改めて考える機会が多くなった。 きっかけはPaymoやKyash、PAY ID、Japan Taxi Walletといったスマホアプリ系の個人間・少額決済ソリューションの登場だ。特に個人間決済については、正攻法で資金移動業の登録をしたLINE Payが先行していたが、確かに送金は早く便利な反面、個人認証などのハードルから使いづらさがあったことは…

新たなモバイル支払い体験「スマホ+QR」の世界が始まっている

最近「お金を支払う」というこれまで当たり前だった行為を改めて考える機会が多くなった。

きっかけはPaymoやKyash、PAY ID、Japan Taxi Walletといったスマホアプリ系の個人間・少額決済ソリューションの登場だ。特に個人間決済については、正攻法で資金移動業の登録をしたLINE Payが先行していたが、確かに送金は早く便利な反面、個人認証などのハードルから使いづらさがあったことは否めない。

市場の大きさとこの課題に注目した各サービスは、それぞれ独自の視点でアイデアを出して問題をクリアしようとしている。

一方でその分類や狙いを理解するのはなかなか厄介だ。もちろん参考になるのは海外で先行するPaypalやVenmo、Alipay、WeChat Payだったりするのだが、実際、各サービスの向かう先は微妙に違っていたりするし、日本という法定通貨が安定した国での使い勝手や体験性も実際に使ってみると随分と違うものだと気がつくことも多い。

そこで筆者は普段の生活で実際にこれらのサービスを使うことがあるのかどうか、できるだけ自然なシチュエーションで試してみることで、それぞれの使用感についての直感的な気づきをまとめてみることにした。前半の本稿では個人間のお金のやりとりを変える決済・送金について「Kyash」「Paymo」「LINE Pay」の3サービスについて整理してみる。

割り勘シチュエーションでの現金との戦い

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レシート添付で個人間の決済に使えるPaymo

まずはPaymoから。割り勘を個人間「送金」じゃなくレシート添付の方法で個人の債権に対する決済代行というアイデアでクリアしたサービス。

とある夜の会食でごく自然に割り勘という流れになったので、まず私がお店にクレジットカードで全額支払って(テスト兼ねて現金所持せず参加だったため)思い切って「Paymoでお願いします!」と伝えたところ、7人中使えたのは1名。後は現金というちゃんぽんスタイルに落ち着いた。

初対面の会食シチュエーションというハードル高めの設定だったので、さすがにお会計の場所でレシートを撮影して云々はやはりやりづらかったが、それでもその使えた1名については「後で送ります」という自然なコミュニケーションができたのは発見だった。こういうことは現金ではできない。

あと実際に使ってみた心理的な障壁として「みんな使ってるのかな」というものが意外と大きかった。使ってない人に使わせるインセンティブがやや弱く、現金を出された瞬間に「それでいいや」となりがちなのだ。特に幹事する人がユーザーでない場合は「それで送るから」と言いづらいし、参加した人数が多い場合、使ってる・使ってないが混在するとどうしても「面倒」が立ちはだかる。あと決済代行なので着金するまでにタイムラグあるのも弱い部分になる。

ありとあらゆるシチュエーションでの割り勘に現金よりスムーズに使える、とまではいかないが、特定コミュニティ(例えば社内の同僚とか)での食事会など準備が整っている場合に真価を発揮する気がした。突発的状況下ではやはりまだ現金に軍配が上がる。

あと送金とは全く関係ないが、Paymoには誰が誰に支払ったかをfacebook連携して繋がりのある友人に表示するタイムライン機能がある。Vemmoのようなコミュニケーションが想定される場合は有用かもしれないが、まだ利用側の文化が整っていない状況では単なるプライバシーの公開になりかねないので、個人的には少し早いのではないかと違和感を感じた。

レシートが複数に別れた時に使ったKyash、家族で使ってるLINE Pay

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送金体験は極めてハードルが低いが独自のルールがあるKyash

チームメンバーで食事会をした時のこと。スーパー等でお買い物をし、わいわいと食べて後日に会費を回収という流れに。レシートが複数に分かれて別々の人が持ってたこと、現金でもう既に払っちゃった人がいたということからPaymoでの支払いを断念して別のアプリを使うことに。(Paymoが添付できるレシート写真は一枚)

LINE Payは送金先の幹事が使っていなかったので、ここで初めてKyashが候補として浮上。KyashはPaymo同様に資金移動業者ではないものの、決済代行の手法ではなく、Kaysh内で使えるポイントみたいなものを付与するという「前払式支払手段」を取っている。送ってもらった残高は現金として出金できないがVISAカードとして利用することができる、ちょっと癖のあるサービスだ。

支払い先もたまたま利用ユーザーだったのでfacebookアカウントでの連携からスムーズに相手が見つかり支払い完了。

レシート添付が不要なのでそういった余計な手間をお願いすることも、お願いされることもないのはやはり楽。また、相手が登録していない場合もfacebookのメッセンジャーで送付できるので、私のように友人や仕事関連でFacebookを使ってるユーザーは便利に思えた。着金後すぐにチャージされたVISAカードが使えるのもメリットだ。

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Kyashはバーチャルカード経由でのみ残高を利用できる

しかしやはり送金される側、つまり幹事してくれた友人に現金として引き出せない「ポイント」を送るのはシチュエーション次第。

実店舗利用も準備中ということで、VISAが幅広く使えるのは理解できるがそれ以上に資金移動ができないことから例えば500円だけ残高に残っても使い勝手が悪い。ここが現金として引き出せないKyashならではのデメリットで、また、一度そういう形で送金してしまうと、返金してもらったとしてももう現金に戻ることがないので、この「Kyash独特のルール」を説明するコストが意外と高いかなと感じた。

そして実はここまで使いにくいと書いているLINE Payが個人的には一番利用頻度は高い。というのも普段家族でのお金のやりとりをしているのがこれだからだ。

家族向けの買い物などをした場合に家計管理でこれを使っている。送金の速さや銀行口座との入出金についてはいたってスムーズで、相反するように送金事業者であるが故の個人認証は相当なハードルとしてある。何度でも書くが、実際に登録は面倒だった。

とにかく汎用性の高い現金と比較してなにかと制限が多い。使い始めるまでに免許証などを郵送し、銀行口座や個人アカウントの登録、そしてそのあとにようやく他のサービスで体験したような他のユーザーが使っているかどうかの検索に入るので、極めて用途を限定した使い方(個人的には前述の通り家計管理)に当てはまる場合には使える。

現在はマネーフォワードとの連携も開始されたので、お金の管理を徹底したい一部の人にはすこぶる便利かもしれないが、送金という非常に範囲が広く一般的な行為には向いてない。特に他人とのやりとりは現金の方がやはり便利。

QR決済はポスト非接触の有力候補になるか

bitFlyerのビットコイン決済はビックカメラ等の店舗でも利用できるようになった

ここまでは個人間での決済についてレビューしてみたが、もうひとつ大きいのが店舗での決済だ。モバイルでの支払いは長らく非接触ソリューション(つまりはおサイフケータイ)が鉄板だった。しかし、MVNOが登場して格安スマホが広がりをみせるなか、FeliCaという日本独自のメーカーとキャリアが牽引してきたソリューションも盤石ではなくなってきているように思う。

一方、QRコードによるソリューションは汎用で、どのスマートフォン、デバイスでもアプリとカメラさえあれば利用できる。また店舗側も特定の非接触リーダーや、クレジットカードのスワイプ端末を導入するなどの初期コスト・ランニングから解放されるという大きなメリットもある。これらについてはまた機会あればレビューしてみたい。

わりかんアプリpaymoがQRコードでのリアル店舗支払いに対応、LINE、Origamiに続いて7月下旬より開始

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わりかんアプリ「paymo」を提供するAnyPayは6月23日、リアル店舗でのスマホ支払いに対応する「ペイモQR支払い」を7月下旬から提供開始すると発表した。 ペイモQR支払いは店舗に掲示されるQRコードをpaymoアプリで読み込むことで、アプリに登録されているクレジットカードや、これまでpaymoで取引した金額の残高となる「My残高」から支払い分を引き落とすことができる仕組み。 導入店舗側は同社…

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わりかんアプリ「paymo」を提供するAnyPayは6月23日、リアル店舗でのスマホ支払いに対応する「ペイモQR支払い」を7月下旬から提供開始すると発表した。

ペイモQR支払いは店舗に掲示されるQRコードをpaymoアプリで読み込むことで、アプリに登録されているクレジットカードや、これまでpaymoで取引した金額の残高となる「My残高」から支払い分を引き落とすことができる仕組み。

導入店舗側は同社が提供するもう一つの決済サービス「AnyPay」上で商品登録をすることでそれぞれの商品に対してQRコードを発行することができ、これを店頭のメニュー等に印字、もしくはタブレット等の端末で表示することで決済サービスを利用することができる。利用者に必要な所定の審査等についてはAnyPayのルールが適用される。

導入店舗はクレジットカードを読み込む決済端末や専用の通信回線などの準備が必要なく導入することができる。現在、都内数店舗のカフェや飲食店で導入が決定しており、野外イベントなど現金での支払いが多い場所でのクレジットカード決済手段として年内1万店舗(箇所)への導入を目指す。

paymoはレシートを登録することで個人間の決済を代行するサービス。飲食店等での「わりかん」を想定し、資金決済法に定められる資金移動業登録が必要な「個人間送金」ではない方法で個人間のお金のやりとりをオンライン化させた。

今回のペイモQR支払いは中国で隆盛を誇るAlipay(支付宝)のQRコード支払いと同様のもので、現在国内ではLINE Pay、Origami Payが先行している。機能詳細についてはリリース後に他社サービス含めて比較レビューする予定だ。

ユーザー体験から紐解く「個人間送金」アプリの仕組みと歴史(日本編)

本稿は10年ぶりの国内株式を扱うネット証券「FOLIO」共同創業者、広野 萌(ひろの はじめ)氏によるもの。国内で勃興する個人間決済・送金の流れをわかりやすくまとめていたので転載させていただいた。同氏の考察はここで読める。 paymo、Kyash、LINE Pay、Yahoo!ウォレットなど、最近かなりの盛り上がりをみせている個人間送金アプリ。 以前書いた記事(ここらで世界一わかりやすく「FinT…

本稿は10年ぶりの国内株式を扱うネット証券「FOLIO」共同創業者、広野 萌(ひろの はじめ)氏によるもの。国内で勃興する個人間決済・送金の流れをわかりやすくまとめていたので転載させていただいた。同氏の考察はここで読める

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paymo、Kyash、LINE Pay、Yahoo!ウォレットなど、最近かなりの盛り上がりをみせている個人間送金アプリ。

以前書いた記事(ここらで世界一わかりやすく「FinTechとは何か」を説明しよう。)でいうところの「お金を送る」に当たるこの領域だけれども、特にpaymoとKyashはやり方が特徴的で、日本のFinTech時代をつくっている革命感があり、大変面白い。

実際それらのサービスを比べてみると、個人間送金とひとくちに言っても取得している免許や法における立ち位置が全く違うので、それ故サービスの内容も同じ体験ではない。

では一体、どこがどう違って、それはなぜそうなっているのか。

新聞やらで説明してるのはいくつか見たけれども、なんか難しい言葉やふわふわしたことばかりで意味不明だったので、天邪鬼な僕は一旦、それぞれの個人間送金アプリの体験においてデメリットだけをまとめてみた。

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このざっくりとした図をみてみると、LINE PayとYahoo!ウォレットは同じデメリット・同じ体験であって、すなわち日本の主要なアプリに限れば主に3通りのユーザー体験があることになる。

軽くUIも交えながらひとつずつ紹介していきたいのだが、その前に個人間送金アプリの仕組み(どうなっているのか)やこれまでの歴史(なぜそうなっているのか)を分かっておいた方が頭に入ると思うので、ユーザー体験を軸に図解・イラストを交えながら記していく。

1. 日本における個人間送金の歴史

1-1. はじまりは2010年の法改正

日本において、企業が個人間送金を(現在のように)請け負うことが可能になったのは、意外にも昔の2010年。

それまで法律的に銀行以外は「送金」という行為そのものができなかったんだけれど、その年の4月1日に資金決済法ができてから、「資金移動業者」として登録されれば「送金」業務していいよ~ということになった。

これが今でいうところの LINE Pay や Yahoo!ウォレット。

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さて、銀行以外でも「送金」業務が可能になり、すなわち個人間の「送金」も請け負うことができるようになったはいいけれども、「資金移動業者」のサービスは押し並べてひとつの大きな問題を抱えていた。

実は2010年の4月以前までPayPalによって可能であった個人間送金サービスも、その問題のために日本から撤退したと言えるほどである。

その問題とは、利用するために本人確認が必要であること。

本人確認は、そのサービス上で銀行の口座登録をおこなったり、配送物を受け取ったりすることで完了するんだけれども、正直どこも相当めんどくさい。

たとえば銀行の口座登録は、ネットバンクのお客様番号やらパスワードやらを入力するか、もしくは銀行の通帳に記載されている最終残高を入力したりしなければならない。普通に考えて通帳なんて持ち歩かないでしょ。

配送物での確認はそれが届くときに家にいなければならないし、そもそも届くまで時間がかかる。スマートフォンのおかげであらゆるサービスが「いつでもどこでも」前提で作られている中、この本人確認というハードルは一般のユーザーにとって極めて高い。

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もっと本人確認がかんたんになるか、そもそも本人確認がなくなれば、個人間送金はもっと盛り上がるのに…。

1-2. 本人確認の死

そんな法律に縛られた日本の哀れな状況を変えるべく立ち上がったのがpaymoとKyash。

彼らは本人確認という面倒なフローをすべて取っ払い、ユーザーが思い立ったらすぐに相手に送金できる仕組みをつくったが、それは悪魔の取引で、その代償に「何か」を捨てなければならなかった。

paymoが捨てたのは「送るシーンの汎用性」

Kyashが捨てたのは「受けとる人の現金化」

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では具体的に、それぞれどうやって本人確認を捨てられたのか。答えはシンプル。paymoもKyashも「資金移動業者」になることをやめた。

1-3. 送金ではなく支払い代行

paymoは「収納代行業者」になった。

収納代行とは、お金を渡したいマンAと受けとりたいマンBがいたとしたら、Aのお金をひとまず預かって、Aの代わりにBに支払ってあげることを言う。

コンビニで公共料金が払える仕組みと全く同じだ。

資金を移動する「資金移動業者」ではなく、あくまで代わりに支払ってあげる「収納代行業者」なので、コンビニでレシートなしに水道料金を払えないのと同じく、paymoで送金する際はレシートが絶対に必要だ。

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paymoはレシートに記載されている分のお会計しかできない。これによって送金のシーンをかなり限定してしまうことは明白だ。後述するが、paymoはあえて「割り勘アプリ」と銘打つなど、この弱点をマイナスに働かせないようなイメージブランディングをおこなっている。

1-4. 送金ではなくプレゼント

一方、Kyashは「前払式支払手段発行業者」になった。前払式支払手段とは、字こそ漢字ばかりで恐ろしいが、かんたんに言うとプリペイドカードのこと。

Amazonのギフト券を思い浮かべてみればいいと思う。

お金を渡したいマンAのお金と同額のAmazonのギフト券を、受け取りたいマンBにプレゼントする。そんな要領で、KyashはAのお金を「VISAカードのチャージ分」としてBにプレゼント(送金)できる。

ただし、Amazonのギフト券がAmazonでしか使えないように、Kyashで受け取ったお金分はVISAの加盟店やモバイルSuicaとしてしか使えないし、Amazonポイントがどんなに貯まっていても現金化できないように、Kyashで受け取ったお金分は銀行に出金したりはできない。

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よって、Kyashで送金する際は本人確認もない上にレシートも不要だが、現金として引き出すことはできないのだ。

一見「そんな限定された用途で使えるお金もらっても…」と身を引いてしまうかもしれないが、VISAの加盟店は少なくない(2017年4月現在はオンラインショップだけでしか使えないが、夏頃に加盟店の実店舗でも使えるようにするとのこと)し、モバイルSuicaはコンビニや電車で頻繁に使う人も多いことを考えれば、それほど大きなデメリットにはならないと言えるかもしれない。

ただ、多額になればなるほど間違いなくそのハードルは高くなっていくだろう。

かくしてpaymoとKyashは、法の目をかいくぐるとは言えないほど正当に、「資金移動業者」にならずとも個人間送金というユーザー体験を実現することができた。

両者ともに大きなデメリットを背負いつつも、本人確認という苛烈で強大な呪いよりはましだと考え、それぞれのやり方で送金アプリを世に広めようとしている。

2. 各サービス紹介

ではそれらを踏まえ、それぞれのサービスをUIや個人的な感想も交えながら紹介していきたいと思う。理解促進のため、特徴を一覧にした表や簡略の体験フロー図も添えておく。

2-1. 収納代行業者「paymo」

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サイト:paymo

コンビニと同じ「収納代行業者」のpaymoでは、お金を送る人はクレジットカードを登録し、受けとる人は銀行から出金する。この際に出金手数料として200円が引かれる。そして先述の通りレシートがないと送金できない。

実際、先日レシートなしで送金(レシートの入るべき画像エリアに適当に撮影した画像をアップロード)した結果、その送金は無効となりキャンセルされてしまった。

正直そんな仕様なんだったら、アップロードする画面でもっと「ちゃんとアップロードしないと無効になります」感をだしてほしい ↓

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会社としても「送金アプリ」ではなく「割り勘アプリ」としか言えない。paymoの弱点は明らかに、送金シーンがレシートの存在するお会計のみに限られてしまうこと。

だからこのCMなのだ。

この広告(もはやコンテンツと言っていい)は公開と同時にかなりバズったものでご存知の方も多いと思うが、ただ単に楽しげな音楽にのせてpaymoのロゴがちょいちょいでてくるだけの動画ではなく、ちょっと考えてみるときちんと意図が見える。

「割り勘でレシートがあるときしか使えないじゃん、と思うかもしれないけれど、割り勘シーンって色々あるんだよ。彼氏との食事とか、女子会とか、合コンとか、パーティーとか、ほらこんなに!」

シーンが限定されるのが弱点だからこそ、その弱点を隠すために「使えるシーンがたくさんある」ことをこのプロモーション動画で強調しているのだ。

ところでpaymoは最近、アプリをインストールしていなくても支払いができるようになったが、それもひとつの大きな特徴だ。

たとえば「調整さん」よりも使い勝手のいいアプリが数多ある(あった)中で、未だにUIもかっちょいいとは言えない 調整さんがこんなにも日本でメジャーに使われているのは、どんなプラットフォーム上にいても同様の体験をWebで提供できるからであり、わざわざ今からおこなう調整のためだけにアプリを落とすなんてナンセンスだからだ。

時間もかかるし、めんどくさいし、自分のスマートフォンが汚れるし、通信だってタダじゃない。

すなわちこの「アプリなしで支払いできる」paymoの特徴は、個人間送金アプリというフィールドの勝負においてかなり強力な武器になるだろう。

ただし利用規約をよくみると、1年経過したpaymoの残高はユーザーが「放棄したもの」とみなされるらしく、出金は早めにしておいた方がよさそう。(メルカリみたいな感じ)

まだリリースしてから1年経っていないのでその被害(といったら言葉が悪いけれども…)はでていないが、いずれこの件で事件が起こりそうな雰囲気。

paymo運営のAnyPayも積極的にユーザーに不利益を与えたいなんて考えるはずないが、「収納代行業者」ならではのこの罠へ、失効直前の徹底周知等の対策は必須であろう。

2-2. 前払式支払手段発行業者「Kyash」

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サイト:Kyash

Kyashではpaymoと同様に、お金を送る人がクレジットカードを登録する。

先述したように「前払式支払手段(≒ポイント)」を発行している業者という立ち位置なので、お金を受けとった人は現金での出金ができず、VISA加盟店での決済かモバイルSuicaとしてのみ使用することができる。

現金の代わりにKyashポイントがプレゼントされたと考えると分かりやすい。(いやKyashポイントって現金のキャッシュと名前かぶって逆にややこしいか…)

個人的にも日本でキャッシュレス化が早く進んでほしいと思っているので、このように現金でおろす前提ではなくバーチャルな何かでやりくりさせる仕組みは、大局観でみると悪くはない選択のように思う。

次に出面の話をすると、UIがキレイというか丁寧で、デザイナーがいるなぁという印象。金額入力の画面でお会計の計算ができたり、

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インタラクションもマテリアルデザインを意識していたり、細かい親切がよい。ただ、一度に5人までしか送金や請求ができない点は、どうにかならないかと思う。

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何度かに分ければいい話だが、これでは大人数での割り勘などのときに不便だろう。法律的の問題があるのかと思って実際にお問い合わせして聞いてみたが、利便性を考えた結果とのことだった。

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(ぜひ検討してほしい)

また、支払いもアプリをインストールしないとできないという点で、paymoに遅れをとっているという見方もできる。まだ出たばかりで使い倒せていないので、気づいたことがあればまた マストドンでトゥート! ツイッターでつぶやきます。

2-3. 資金移動業者「LINE Pay」「Yahoo!ウォレット」

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サイト:LINE Pay割り勘・送金 – Yahoo!ウォレット

正当な「資金移動業者」である両者は、本人確認というめんどくさい作業こそ必要であれ、それを済ませてしまえばpaymoやKyashの抱えるようなデメリットは何もない……といったら嘘になる。

チャージも銀行の残高から直接できるし、もちろんレシートなんてなくても送金できるし、受けとったお金も銀行から出金できるし、それ以外のポイントとしても使える。

ただし、送金相手が限定されてしまうのだ。

2017年4月現在、LINE PayはLINEの友人だけだ(そりゃそうだろうけど)。表では「誰でも」としているがYahoo!ウォレットも、画面上の選択肢としてはLINEかFacebookかアドレス帳の友達だけである。

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その場でQRコードを読み取ってもらう等の選択もあるが、正直機能するとは思えない。それなら現金で渡した方がはやい場面の方が多いだろう。

たしかにLINEとFacebookをおさえていたらほとんどの知り合いとはつながるとは思うし、がんばればURLを共有することで実質誰にでも送金はできるのだが、スケールするには仕組みの改変が必要なように思う。

また、出金手数料に関してもLINE Payはpaymoと同じく1回あたり200円だが、Yahoo!ウォレットは2.16%としており、1万円以上の出金の際は他と比べてやや高い。

ただYahoo!ウォレットでひとつ面白いと思ったのが、Siriから送金できるような機能。

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絶対使わないし、この機能実際に使った人の数2ケタ前半やろとも思うが、こういう新しい技術をとりいれていく姿勢は純粋に開発者として尊敬する。

Yahoo!ウォレットは2月にリニューアルしていて、UIも非常にシンプルでキレイなので応援したい。でも「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」というアプリ名は終わってると思う。

@担当者

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3. 個人間送金のこれから

部分部分で簡略化してしまっているが、ある程度日本における個人間送金の現在が記せただろうか。Facebookメッセンジャーで送金できるようになったり、Gmailから送金できるようになったり、海外でも個人間送金はいまだに革命の波動を感じる。

王者であるVenmoやWeChatも、うかうかしてはいられないはずだ。

同じく日本でも、ベンチャーが「レガシーな銀行じゃできないことをやってやるぜ!」と息巻いている現在のまま進んでいくとは限らない。FinTechはブームとしてはIT企業が主人公だが、特に日本において銀行の力、そして現金の力はあまりにも強大である。

そもそもFinTechは単なるディスラプト目的の革命ではない。

政府、国会、銀行と敵対ではなく「連携」しなければ、日本の金融を変えるなど到底無理な話だ。

多くの企業(僕たち FOLIO も同様)がキャッシュレス化を進めていきたい中で、個人間送金に関わる各企業はもはやひとつの企業の成功・不成功なんかに囚われていてはならず、FinTech業界を盛り上げるなんてもんでもなく、日本という国が世界の中でどのように台頭・進化していくか、その一翼を担っているのだという自負と気概が必要であり、今回紹介したサービスにも(釈迦に説法だが)ぜひともその覚悟を持って、今後も僕たちに日本の未来を見せてほしい。

元記事:ユーザー体験から紐解く「個人間送金」アプリの仕組みと歴史(日本編)

割り勘アプリ paymo 公開ーー個人間送金ではない方法でスマホでの割り勘を実現

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昨年11月に公開を予告していた割り勘アプリ「paymo」が今日、ローンチの日を迎えた。運営元の AnyPay が都内で発表会を開催した。 paymo は個人間での請求や支払いができるいわゆる「割り勘アプリ」。グループで飲食した際のお勘定を相手の口座情報を知ることなくスマートフォンアプリ経由で精算することができる。利用にはお互いが paymo を利用していることが必要で、ダウンロードやアカウント作成…

昨年11月に公開を予告していた割り勘アプリ「paymo」が今日、ローンチの日を迎えた。運営元の AnyPay が都内で発表会を開催した。

paymo は個人間での請求や支払いができるいわゆる「割り勘アプリ」。グループで飲食した際のお勘定を相手の口座情報を知ることなくスマートフォンアプリ経由で精算することができる。利用にはお互いが paymo を利用していることが必要で、ダウンロードやアカウント作成は無料。iOS と Android に対応している。

具体的な使い方をもう少し詳しく見てみよう。

まず利用者は請求側と支払側のいずれかを選択する。請求側は支払い金額やコメントなどを入力して請求情報を作成し、相手を選んで送信する。この際、割り勘への支払いであるということを明示するため、必ずレシートを登録する必要がある。相手先がアプリを持っていない場合はURL や QR コードで通知することもできる。

支払い側は請求に対して登録しているクレジットカード、paymo 内に溜まっている残金、ポイントなどで支払うことになる。使えるクレジットカードは Visa と Master になる。支払われたお金は登録している銀行口座から引き出すことになる。AnyPay 同様、決裁にかかる手数料は無料となっている。同社ではリリース1年以内での700万ダウンロードを目標としている。

なお、paymo はあくまで特定の個人に発生した債務(レストランなどで食事をした際のレシートが証明書となる)への支払いサービスということで個人間送金には該当しない、という説明だった。

AnyPay木村新司氏、個人間の支払をスマートにするモバイルアプリ「paymo」を発表——12月のローンチに向け、ティザーを公開

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本稿は TechCrunch 2016 Tokyo の取材の一部である。 <11月21日更新> 記事中「Paymo」の表記を「paymo」に修正。 投資家兼連続起業家で、8月に AnyPay をローンチした木村新司氏は17日、都内で開催された TechCrunch Tokyo 2016 に登壇し、新たに個人間の支払をスマートにするモバイルアプリ「paymo」をローンチすると発表した。12月に日本国…

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本稿は TechCrunch 2016 Tokyo の取材の一部である。

<11月21日更新> 記事中「Paymo」の表記を「paymo」に修正。

投資家兼連続起業家で、8月に AnyPay をローンチした木村新司氏は17日、都内で開催された TechCrunch Tokyo 2016 に登壇し、新たに個人間の支払をスマートにするモバイルアプリ「paymo」をローンチすると発表した。12月に日本国内でローンチされるが、将来的には木村氏は現在の居住地であるシンガポールでのローンチも検討したいとしている。

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木村新司氏

AnyPay はウェブベースであり、個人間の金銭授受に関わるコミュニケーションは別の手段(例えば、メッセンジャーやメールなど)でとってもらうことを前提としているが、paymo はユーザ間のコミュニケーション機能を有するモバイルアプリで、支払の対象とする領域を限定し、LINE Pay などとは差別化を図るとのこと。詳細については明らかになっていないが、しいて言えば、Wechat Payment(微信支付)や、PayPal 傘下の Venmo に似たユーザエクスペリエンスを標榜しているようだ。

<関連記事>

木村氏は、AnyPay や paymo を立ち上げる理由として、自身が在住するシンガポールで、日常のさまざまな支払を PayPal や Apple Pay で済ませられている体験から、この利便性を日本市場にももたらしたの思いが根底にあるとした。

今日から paymo のティザーサイトがローンチしており、自身の登録に加え、友人を招待することで(おそらく、将来的に現金に変換が可能と推測される)ペイモポイントが付与されるキャンペーンを実施している。

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paymo のティザーサイト