メディア事業を展開するじげん(東証マザーズ:3679)とチケットストリートの2社は5月12日、チケット販売データの連携を開始すると発表した。連携の開始は5月15日からで、じげんが運営するチケット販売サイト「チケットチェキットex」内でチケットストリートが流通させている約1万枚のチケット(執筆時点の情報)と合わせ、3万枚以上のチケット販売プラットフォームになるとしている。
チケットストリートの月間取引額は約1億円に成長しており、以前、本誌で取材した2013年4月の段階では月間取引額が7000万円規模だったのでそこから順調に取引額を伸ばしていることが分かる。なおチケットストリートはじげんとの連携以前にもモバオク、ヤフオク!と同様のデータ連携を実施している。
連携先にじげんを選んだ理由をチケットストリート代表取締役会長の西山圭氏に聞いたところ「看護師求人やプロバイダーなど専門分野でのバーティカルメディアに強みのあるじげんは、興行チケットでも同様の強みがある」とし、さらなるチケット流通額を拡大できるパートナーとして最適だったと回答してくれた。
西山氏はこのようなチケットデータ連携を通じてチケット二次流通市場の面展開をさらに拡大したいとも語っていた。
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