ブランドとユーザーをつなぐチャットボット対応のメッセージングサービス「Teckst」が約2.7億円調達【NewsDigest】

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2016.5.24

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今日チェックした調達関連のニュースダイジェストです。

今日の調達関連

ブランドとユーザーをつなぐメッセージングTeckstが約2.7億円調達

メッセージングはチャットボットというバズワードの登場で一気に話題が増えてきた感があります。ここ最近では勉強会や調達・スタートアップの話題もよく聞くのでしばらくはこのトレンド続くのではないでしょうか。

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さて、そういう中で今回目にとまったのは新たなメッセージングのプラットフォーム「Teckst」です。創業は2014年11月、記事によるとサービスは昨年ローンチしたばかりで調達今回ラウンドも3回目の様子。肝心のサービスですが、いわゆるブランドなどエンタープライズ向けのテキストメッセージングプラットフォームで、セールスフォースやZandeskなどCRM関連のツール類と連結できるのが特徴です。

記事には最近の調査として18歳から34歳までの約8割が電話よりもテキストメッセージを好むという結果を載せていますが、まさにそれですね。私もテキストメッセージングを使い始めてから大分経ちますが、電話が苦痛にすら思えるようになってきました。

で、興味深かったのはチャットボットについてのくだりです。Teckstもチャットボットを持っているんですが「誰のためのボットを作るべきか」という話について創業者のTumbleson氏はこんなコメントを残してます。

“Our customer is the customer service team. We’re working on creating an experience for the customer service agent — not necessarily the end customer of a particular brand. If we make things easier for a customer service agent, it will make wait times go down. Rather than try and make a bot for customer and sell that to a brand, we’re making bots for the agent.”

つまり、彼らのお客さんはカスタマーサービスチームであり、特定ブランドがそのエンドユーザーに対してサービスするようなボットを作るより、カスタマーサービスチームの生産性があがるものを提供したほうが最終的にカスタマーサポートの待ち時間が少なくなっていいだろう、と。

記事の前段に「人間とボットの組み合わせ」という話があって、それを受けたものなんですが、確かにボットや人工知能が全ての対応を賄うということはちょっと考えられません。であれば、人間の対応をエンパワーする方が効率的、というアプローチはごく自然で非常に示唆に富んでいます。

今後、国内でもチャットボットやその裏の人工知能の話題を聴く際は「ボットが誰を相手にしているのか」という点に注目したいと思います。

via VentureBeat

 

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