Amazonの人工知能アシスタント「Alexa」の開発は5000人体制にーー1年で5倍、さらに拡大も

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Photo credit: adambowie via Visual hunt / CC BY-NC-SA

<ピックアップ> Amazon says there are now 5,000 people working just on Alexa

なんだか国内でも売り出し始めたからか、ここ数日は人工知能スピーカーの話題でタイムラインが埋まっております。そんなにみなさん声で操作できるスピーカー欲しかったのでしょうか。

さておき、Amazon・Alexaの勢力拡大が止まらないようです。先日もBody Labsの絵話題を掲載しましたが、オープンにSDK、APIを解放して外部ベンダー等とエコシステムづくりする一方、M&Aなどで自社開発リソースを強化する方向性も着々と進めているようです。

驚くべきはその体制で、いや、確かにちょうど1年前、ジェフ・ベゾス氏はAlexaを第四の収益の柱にすべく「1000人の」人員が人工知能関連に取り組んでいると発言してました。が、その1年後に5倍に拡大するなんて全く予想の斜め上です。ていうかそんなに集められるんですね。

ちょっと前ですが9月末のQuartzの記事によると、Alexaの関連デバイス・サービス発表の際に担当SVPのDavid Limp氏がこの開発体制について言及していたようです。直近4半期でAmazonにて働いているのが38万2400人。その内、5000人がAlexa関連に従事しているのだとか。

関連してこちらも昨年10月の記事で、Amazonが400職種ほど募集しているという情報を掲載しましたが、その募集ページには引き続き大量のジョブオファーが掲載されており、まだまだ増えそうな予感がします。

via Quartz

 

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