【原文】

実に多くのアプリが紹介され、ベストなアプリを探し出すのはいつも悩ましい。アングリーバード、プラント vs ゾンビ、フルーツ忍者のような「お決まり」が掲載された、iTunes のベストアプリ欄に頼ってしまう。しかし、iOS を長く使っている人にとっては、もはや訳に立たない。いつまでも古くて同じリストを見せつけられる。

この問題を解決すべく、東京に本社を置く Peepapp は、アプリを見つけやすくするソーシャルな解決策を提案している。アプリ検索にソーシャルを取り入れたのだ。新しいアプリ、役に立つアプリを探すのに、検索バーの代わりに、自分の友人を頼るのだ。

友人が Peepapp に登録すると、どんなアプリがインストールされているが自動的に検知する。プライバシー保護の観点から、ストリップ・ポーカーや脱獄アプリなど、アプリを友人から見えないようにすることもできる。

Peepapp は、すでに自分のスマートフォンに登録されているアプリ、iTunes のトップリストに表示されているアプリは、除外して表示するように設計されている。友人がどんなアプリを使い、友人の間でどんなアプリが人気か、「ソーシャル・アプリ・ランキング」のアルゴリズムを使って、アプリを供給することに特化しているのだ。

唯一の Peepapp の問題点は、ユーザ獲得だ。前述したすべてのことは、私の友人が Peepapp を使っていなければ、何の用もなさずに終わってしまう。私は既にそのような状態を経験していて、私の友人達は誰も使ってないようだ。だから、今日から使ってほしい。ここからダウンロード（iTunes リンク）。

しかし、なかなか巧妙なアイデアだ。最近、我々も記事にしたが、中国では、Qiuqiu（球球捜） が場所、時間、性別からアプリの発見を手助けしてくれる。

【via Penn Olson 】 @pennolson

著者紹介：ウィリス・ウィー

ブログ「ペン・オルソン」の創業者で、2005年から起業家。マリオット・バケーション・クラブ、ジェームズ・クック大学、リーチ・シンガポール（政府広報サイト）、ユニリーバなどのソーシャルメディア戦略に従事。