インドネシア、数字でみるモバイルとインターネット市場の将来性

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

世界中がインドネシアに注目し始めている。人口2億人を超える同国の巨大な市場規模がその大きな理由だ。小国に住む多くの起業家がうらやむ数字だ。

インドネシアのデジタルメディア業界に関する興味深いデータを紹介する面白いレポートをたまたま発見した。レポートはIdeosource社のAndi Boediman 氏が作成したのもので、同氏は偶然にもまもなく開催されるStartup Asia Jakartaカンファレンスの講演者の1人でもある。本レポートは新しいデータを反映した最新版だ。とても素晴らしいデータとなっている。そして今後もさらに良くなっていくばかりだ…。

IDCの予測によると、インドネシアのインターネットユーザーは2012年までに3000万人を超える。インターネットの浸透率はわずか約10%なのだが、それでもインドネシアは東南アジア地区で最大のネットユーザーを抱えている。ネットユーザー数は、WeAreSocialが述べているように3900万人にも増加するかもしれない。Nielsenによるインドネシアのモバイル浸透率は78%で、1億5000万人以上のモバイルユーザーが存在することになる。

良いニュースは、オンライン広告への出費が増加していることだ。だが、一方で現場の友人からは広告による収益化は容易ではないとの声も聞こえる。とはいえ、インドネシアのモバイル広告ネットワークであるAdstarsの事業は順調だ。広告インプレッションと収益の両方の統計(公表はできないが)には本当に驚かされる。

eコマース業界についてIdeosource 社は、正式に統一されたオンライン決済プラットフォームがなくクレジットカードの利用率が低いにも関わらず、取引額の増加を見込んでいる。「またBlibliTokopedia楽天Multiplyなど、eコマース業界に参入する企業が増えていることも踏まえると、取引額は上昇していくだろう。」

投資家や外国企業が今後期待できる統計に魅力を感じ、インドネシアに事務所を開設しているのだ。Tencent(騰訊)Cyberagent VenturesBatavia Ventures、そしてGREE Venturesなどがそうだ。とはいえ可能性は可能性にすぎない。まだ予測は現実にはなっておらず、インドネシアへの関心は高いものの、市場への参入に踏み込めないでいる企業も存在する。

そして、テック企業の生態系もかなり未熟だ。だがAndiは、テック起業(収益性もしくは事業売却)には成功の雪だるま効果があり、それによってインドネシアにより多くの起業家が生まれると信じている。

「スタートアップは今、そのほとんどが起業家として成功した経験のない新しい人達によって導かれている。だから、消費者、市場分析、景気循環、財務知識、販売チャンネルや流通などに関する理解がまだない。彼らは少なくとも3~5年のうちに、起業の設立、運営、そして売却を経験し、すべてのサイクルを経験するだろう。そして、すべてのサイクルを経験した後にはより成熟した起業家になっているだろう。」

インドネシアが今後数年で成長し発展するのを見るのは大変興味深い。それまで、インドネシア発のニュースを皆さんに伝えていきたいと思う。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia