金曜日(原文掲載7月27日)の夕方に興味深いアプリの情報を入手した。Dabkickは写真共有アプリだが、不特定多数の人と共有するのではなく、数人の友人とだけ共有する。共有したい写真を選択し、写真についてセッションごとに友人を選択する事ができる。
セッションを始めると、友人はモバイルからあなたの写真のコレクションをスライドショーで閲覧できる。少しタイムラグがあるようだが機能自体は面白い。アプリ内でチャットもできるし、ボタン操作でウィンクや笑顔などのメッセージを送る事もできる。個人的には、「Dude」ボタンが気に入った。
このアプリの面白い点は、受け取る際、写真セッションがウェブブラウザ上で行われる事にある。あなたの友人は、あなたの写真スライドショーが見られるURLを受け取る。セッションが終わったら写真スライドショーは無くなる仕組みだ。写真をダウンロードする事はなく、短い時間内だけ写真を見る事になる。プロの写真家にとって、クライアントに自身の作品を見せる際に便利な機能だ。
アプリは最近ローンチされたばかりで、日本の大手ソーシャルゲーム企業のGREEが株式の一部を所得する形で投資している。DabkickのファウンダーでCEOのBalaji Krishnan氏は発表の場で以下のように述べた。
「テクノロジーに疎い両親に写真を見せたり、奥さんが買い物中に見つけた何かを私に見せたりといったシンプルな写真共有は、その瞬間を一緒に体験しリンクする事によって格段に楽になる。私たちの目標は、普通なら実際に会わなければ体験できないような事を創造し、人々を近づける事にある」。
Dabkickはapp storeからダウンロードできる。現在はまだiPhoneにしか対応していない。彼らのデモ動画もぜひ確認してみてほしい。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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