シンガポールでタクシーの相乗り相手を見つけて節約できる「GoMyWay」

【翻訳 by Conyac】 【原文】

シンガポールのタクシー料金は高い。住宅地からビジネスの中心街までの距離で簡単に20シンガポールドルはかかる。

GoMyWayというモバイルアプリを使えばその料金を安くできる。その上、新しい友人と出会えるかもしれない。公式ローンチを前に、このiPhoneアプリを使うと、自分の近くにいる人でタクシーに相乗りしてくれそうな人を探しだし、その相手に連絡できる。(原文掲載8月20日)

目的地を入力して、近辺にいる大体同じ場所へ向かう人のリストを出してくれたり、あるいは旅の計画を投稿して他の人が加わってくれるのを待つ、というやり方もできる。

一緒に移動してくれそうな相手とチャットするには、アプリを通してクレジットを買う必要がある。チャットのセッション1回で11セントから20セントほどかかる。このチャットインターフェースではコンタクトをとるための情報をシェアする必要がなく、ユーザのプライバシーを守ることでユーザが保護されている。

アプリには他にも安全性を考慮した特徴がある。女性は同乗者を性別でフィルタリングするオプションを使えたり、同乗した人から良い/悪いの評価を受けることができる。

GoMyWayは今のところシンガポールでのみ利用できるが、チームは近いうち海外へも事業拡大することを予定している。近い将来、一緒に旅行する人を探して計画できるような機能も追加するという。

面白いことに、彼らはこれがシンガポール国内初のタクシー同乗アプリだと主張しているがそれは事実ではない。ShareTransport.sgというアプリが以前からあり、タクシー同乗に加えて自動車相乗り機能もある。どの企業も、軽卒に「初」をつけて主張するべきではない。

多くのアジアのスタートアップと同様に、GoMyWayは本質的には欧米の会社のクローンだ。ニューヨークにはFare/Share (もう消えているようだ)や同類のHitchstersを合併吸収したCabCorner.comなどの会社がある。シンガポール、東京、ソウル、北京でもGoMyWayを提供して競争を図ることが可能だ。

他のスタートアップをコピーすることは間違ったことではない。欧米のスタートアップのアイディアには素晴らしいものがある。しかし、あまりアジアには進出してこないし、アジア地域にあまり魅力を感じていないようだ。もしうまく機能して快適なユーザーエクスペリエンスを提供してくれるなら、GoMyWayのようなアプリの登場は、確かに私たち消費者にとっては良いニュースである。

【via SGEntrepreneurs】 @sgentrepreneurs

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