旅行が好きなら、旅行の詳細を記録して保存したりシェアしたりできるモバイルアプリがある。
Travelogは韓国を拠点とする、4人のチームで構成されたCultStoryが開発した。Travelogの開発前には、既に韓国版(英語に訳すとTravel Diary)を2011年3月に国内市場でローンチしていた。しかし、チームはグローバル市場を目指して更新や機能改善に取り組み、今年の5月に公式に英語版iOS向けTravelogをローンチした。
創設者のJepil Yun(윤제필)氏によると、彼はニューヨーク出張中、旅行時に近くに美しい場所があったにも関わらず行きそびれていた。もし、訪問先でロケーションベースの情報を得らるようなツールをもっていたら、これは避けられたことだったと言う。これがTravelogを思いついた発端だった。
登録はFacebookやTwitterといったソーシャルメディアプラットフォームを通じて可能で、eメールでの登録もできる。登録すると、ユーザは個人的なメモ、オススメや写真をパーソナルログにアップロードできて、そしてそれは旅行日記のようになる。Travelogには7種類のフォトフィルターがあり、アップロード前に写真を加工できる。
旅行中にログインすると、TravelogにはFoursquareに似たチェックイン機能があり、近隣の地図を関連している国のフラグと共に表示する。しかし、ユーザは滞在先の国のその時いる正確な位置からしかチェックインできない。海外で旅行を記録するためには、GPSをオンにしなければならないということだ。
ユーザはTravelogを使って、アプリ内で全世界から寄せられた他の旅行記録も見ることができる。直近のフィードを、都市ごと、そして特定の旅行者からブラウジングすることが可能だ。さらに、旅行記録はアプリ外でも閲覧できる。登録時にユーザはフォトブログのようなページのURLが割り当てられ、ブラウザで閲覧できるようになっている。
TripColourとGogobotのような手強いライバルは数社存在していて、そしてPathやInstagramのようなより一般的なソーシャルサービスもある。しかし、Jepil Yun氏によると、Travelogの主なユニークポイントは、旅行の記録をとりながら同時に有益な情報を得ることができることだと言う。同スタートアップは口コミやフォトブック、スライドショーといった新しい機能をTravelogに追加する予定だ。
Travelogを試したい方は、アプリストアで無料で入手できる。
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