マガジンハウスから「STORES.jp」を活用したオンラインストア開設入門のムック本が発売

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昨日、ブラケットの代表光本氏へのインタビュー記事を公開したばかりだが、STORES.jpのまた新たな試みを耳にした。マガジンハウスから、「最短2分で驚くほど簡単に作れるオンラインストアをはじめよう!」と題されたムック本が発売される。Amazonでは既に予約注文が可能で、発売日の今週9/28(土)には、書店やコンビニの店頭にも並ぶ。

stores.jp-bookムック本は、3つのチャプターから構成されている。「1. 話題のオンラインストアのこと、もっと知りたい!」、「2. 24組24通りの店作り」、「3. はじめてのオンラインストア作り簡単ガイド」だ。かなり入門書的な内容になっていて、チャプター2では実際にSTORES.jpを活用するストアオーナーの物語が、写真や文章とともに紹介されている。手芸作品を取材する側から作る側になった人、職人の父親と夢を実現した女性など、ストーリーを読んでいるだけでも面白い。オンラインストアを開設することなど考えたこともなかった人が、物語に共感してちょっとやってみようかなと思えそうだ。

最終チャプターでは、オンラインストアを開設するための手順が丁寧かつ具体的に記されている。オンラインストアを開設する方法、サービスは色々あるが、パソコン初心者でも使えて無料ですぐにでも始められる選択肢として、STORES.jpが紹介されている。ムック本の後方には、ストアに掲載する商品写真の上手い撮り方や、基本的なQ&Aなどのコーナーもあり、かなり充実している印象だ。

STORES.jpは、LINE公式本のような類いの書籍の出版についても検討しているという。ブラケットの光本氏が繰り返し語る想いは、誰もが使うメインストリームのサービスをつくりたいというもの。ブラケットが目指すのはそこだ。流行や一時的に注目を集めるサービスではなく、ITリテラシーに依存することなく誰もが使える、使いたいサービス。今回のムック本の発売や、今年7月の渋谷ヒカリエの期間限定「STORES.jpストア」などはどれも、そうした想いのもとに展開されている。

今回のムック本発売にあたって、代表の光本氏はこんな風に話してくれた。

「STORES.jpを今後マスサービスにしていくにあたっての課題は、いかにネットリテラシーが低めの方にサービスを知ってもらえるか。ムック本という形で書店やコンビニで販売していけば、一般の方にもリーチできるのではと考えて、今回の出版に至りました。サービスの認知度を上げると同時に、『オンラインストアは自分でも簡単に作れるもの』ということを訴求したいと思っています。」

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