モバイルカラオケアプリのMaichang(麦唱)は、シリーズAの資金調達でTouch Wood(点石投資)から1500万元(244万米ドル)を獲得したと報じられた(中国語記事)。
草の根の音楽ファンをターゲットとしているMaichangは、グループネットワーキングコミュニティという要素を持つことで他のカラオケアプリと差別化している。同アプリはユーザに対し、家族で構成されるチームで競うよう促しているからだ。
設立者のLiu Jian(劉菁)氏によれば、Maichang主催のカラオケ大会でも家族単位での参加を求めており、一緒にコミュニケーションや同じ経験ができる場となっているという。
家族単位とすることで、より効果的に地元のスターを生み出せるようになる。パフォーマンスの才能を持っている家族はスターになれるし、他の家族メンバーたちが応援チームとしてふるまうことができる、とLiu氏は付け加えた。Maichangは普通の家族をパフォーマンスグループにし、家庭向けのビデオショーの専用チャネルリリースを目指している。
Maichangがオーディオコンテンツを増やし、ダンスビデオだけでなくサイドストーリーも共有するサービスを追加していく予定であるとLiu氏は述べた。また、ユーザの関心を高めるためにゲーム機能をたくさん追加していくという。
Maichangの登録ユーザはおよそ800万人、1日のアクティブユーザは70万に上る、とLiu氏は明かした。似たような国内企業に、Changba(唱吧)、Karaoke Master(K歌達人)、Audiocn(天籁)がある。
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