韓国で火花を散らす目覚ましアプリ論争——AlarmMonとModualarmの戦いの行方

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韓国のアプリストアに登録されたアラーム関連アプリは約100種類だ。ユーザは自分にあったアプリをダウンロードし、その機能を利用する。

多くのスマートフォンユーザが利用していて、目覚まし機能を使ったビジネスで注目されるアラームアプリが、Malang Studio(말랑스튜디오)AlarmMon(알람몬)だ。AlarmMon は、スマートフォンにデフォルト搭載されたアラームの代わりに、キャラクタとゲームを導入し、飽きさせないアラームでユーザを楽しく目覚めさせるサービスだ。アラームの確認と解除の過程で、ユーザに広告を見せてマネタイズしている。

Modualarmが突きつけた挑戦状

最近、AlarmMon に対し、Modualarm(모두의알람)を開発する INU Company(아이앤유컴퍼니)が挑戦状を突きつけた。

双方異なるアラーム方法でユーザを目覚めさせるが、Modualarm で使われるのはソーシャル目覚まし機能だ。カカオトークなどのSNSメッセンジャーと連動し、SNSの友人が目覚ましメッセージを録音しておき、そのメッセージで定刻にユーザを目覚めさせる。開発会社の INU company は、この方法について特許も出願した。

しかし、Modualarmのうち、SNS の友人連動機能を除けば、AlarmMon とUIで多くの類似点があり、一部では AlarmMon のコンセプトをコピーしたのではないか、との論争が生じた。

Modualarm とAlarmMon、UIとデザインの類似点

韓国 IT Today 誌(아이티투데이)のニュース(11月27日現在、非表示となっている)によると、AlarmMon は Modualarmが「コンセプトを参考にした程度ではなく、アイデアを盗んだもの」と見ている。キャラクターアラームの設定、初期画面、アラーム表記、デザイン、レイアウト、アラームの繰り返し設定、メッセージウインドウなど、さまざまな機能や UI のデザインの類似点を根拠として挙げた。AlarmMon のデザイナーを務めるチョ・ラクホ(최락호)氏は次のように反論している。

UIデザインだけでなく、キャラクター(バット、ファラオ、スパイダー)まで同じだ。我々のフレームワークそのままに、「友人の目覚まし機能」にコンテンツを変えただけではないか。

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上半分が AlarmMon、下半分が Modualarm のスクリーンショット。

Modualarm の INU Company 代表パク・ジェヨン(박재영)氏にインタビュー

パク氏は beSUCCESS とのインタビューの中で、AlarmMon の曜日設定やアラームの表記とは同じだと認めたが、Modualarmは、「ユーザが設定した友人が自分を起こしてくれることが、ユーザに伝えたい本来の価値だ」と強調した。関連機能は、AlarmMon とは明らかに差別化された機能とUIで提供することを明らかにした。

AlarmMon と Modualarm は、双方共シンプルな目覚まし機能を備えたプロダクトだからこそ、両社がユーザを取り合い、競争が生じるのは当然だ。その結果、コンセプトが盗用されているのではないか、とする議論まで起こった。Modualarm がコピーの疑いを払拭して AlarmMon のプロモーションに打撃を与えるのか、AlarmMon は反撃してユーザが今後どのような選択をするのか、大変興味深い。

しかし、何よりもシンプルな目覚ましアプリの市場に、多くのプレイヤーが参入しても十分な利益を得られるのか、という疑問に対して、この競り合いの結果が答えを教えてくれることだろう。両社の今後を見守ってみよう。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】