Baidu Mobile(手機百度)アプリが4億ユーザを突破、月間アクティブユーザ数は1億人

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BIDUBaidu Mobile(手機百度)アプリが先日4億ユーザを達成したことを発表した。そのうち1億が月間アクティブユーザだという。

Baidu Mobileでは、検索、地図、音楽、動画、モバイル読書、ニュース、Baike(百度百科、Wikipedia風のサービス)等、同社が提供する全てのサービスが利用できる。同アプリはBaidu Video(百度視頻、動画収集および検索サービス)を通じて動画のストリーミングができ、またウェブ上のe-bookを検索して携帯電話に保存することができる。また価格比較のためのバーコードスキャナーのような機能もある。

BaiduやUC Webのような企業では、自社のアプリを使い続けてもらえるようにモバイルインターネットユーザの全ての要望に応えることができるBaidu Mobileのようなアプリをスーパーアプリと呼んでいる。しかし、サーチエンジンとBaidu独自のサービスではユーザに全てのサービスを提供することはできない。

Baidu Mobile

大きな問題として、Baidu Mobileでは直接アクセスすることができないネイティブアプリがある。そのため、BaiduとUC Webのデベロッパーは自社の全てのネイティブアプリをLight Appというウェブアプリに変換した。

ネイティブアプリはこのLight Appに組み込まれ、より簡単に検索ができる。Baidu Mobileアプリはウェブアプリストアを組み込み、アプリ内でアプリやコンテンツを購入できるようにした。

Baidu Mobileの核となる機能はもちろん依然としてBaiduの収入源の大部分を占める検索システムだ。Baiduは技術や音声検索といった新機能によって、モバイル検索が非常に使いやすいものになったと考えている。2013年第2四半期には、Baiduの総収入の10%が初めてモバイルによるものとなった。しかしそれよりも高い割合のトラフィックがPCからモバイルに移行したこともわかった。

モバイル検索をマネタイズすることと、一般的なモバイル検索はBaiduにとって別の問題である。モバイルデバイスによる検索は今のところ、アプリ・コンテンツ向けであると認識されている。

Baidu Mobile 2

Baiduが185億米ドルも費やして中国最大のアプリディストリビューターである91 Wirelessを買収したのはそのためだ。91 Wireless(手機娯楽)とウェブアプリプラットフォームを組み合わせることで、Baiduは中国のモバイル検索市場において優位な立場を維持したいと考えている。

中国検索市場で支配力を誇るBaiduのライバルであるQihoo(奇虎)やSogou(捜狗)といった中国の検索企業は、モバイル検索とそのマネタイズはPCの場合と大きく異なり、そこにBaiduを出し抜くチャンスがあるだろうと考えている。

Sogouはレコメンデーションエンジンの開発を進めている。QihooのCEOは、Qihooは360 Mobile Assistant(360手機助手、モバイルアプリの管理ツールで、アプリ検索・ダウンロード機能を備える)を使ったアプリの配信や、アプリ・コンテンツの検索において同社が優位に立っているとの認識だ。

彼は先日、2013年第3四半期の業績発表の場で、Qihooが従来の検索サービスとは異なる新しいタイプのモバイル検索製品を間もなくローンチすると述べた。Baiduはその後の発表イベントにおいて、モバイル検索に関してはロケーションベース検索やユーザのインタレストベースサービスに今後注力していくとも述べている。

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