クラウド請求書管理サービス「Misoca」を運営するスタンドファームは2014年4月1日から料金を改定することを発表した。Misocaは見積書・請求書・納品書をブラウザ上で管理、編集することができ、オンラインで操作すると、Misocaが紙の請求書を印刷・郵送する郵送代行機能を提供するサービス。4月からはこの月額料金が無料となり、郵送手数料も値下げする。
スタンドファーム代表取締役の豊吉隆一郎氏は、今回の料金改定の理由について、以下の2つを挙げている。
- 多くのフリーランスは毎月の請求書の郵送は5通以内となっており月額利用料が割高になっていた
- 今後リリース予定のサービスを展開するにあたりユーザ数の増加を狙っている
Misocaはこれまで月額利用料は最低でも980円となっていた。筆者もフリーランスで活動しているが、毎月の請求書はそれほど多くの枚数を発行するわけではない。たしかにこれは割高な印象を受ける。今回の料金改定はフリーランスの利用者にとっては嬉しいことだろう。
月額利用料を無料にすることで一時的には減収となるが、郵送やFAXでの請求書の郵送に関しては従量課金モデルでの課金を継続する。無料化によりユーザ数を伸ばすことで、減収分をカバーすることが可能だと豊吉氏は考えているという。
今回のリリースは弊社としてはただの値下げではなくBtoBの決済プラットフォームを狙う大きな変更になります。海外サービスだと、「TRADESHIFT」のような請求から決済までをワンストップで提供するようなサービスを目指します。
と、豊吉氏は今回のリリースについてコメントしている。
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