昨年、ジャカルタで開催された「RISING EXPO 2014 in South East Asia」ではベンチャー13社、VC30社、大手事業会社10社。ソウルで開催された「RISING EXPO 2014 in Korea」ではベンチャー8社、VC15社。東京で開催された「RISING EXPO 2014 in Japan」ではベンチャー15社、VC60社、大手事業会社60社が参加している。
2015年3月時点で公開されている情報では、「RISINGEXPO in 2014」に登壇したベンチャーが累計で40億円の資金調達を実施している。資金調達実施企業の1社当たり平均資金調達額は3億円を超えているという。
kaukulは、bento.jpの運営で培ったオンデマンドデリバリーのシステム、デリバリースタッフなどを活かして、小売店や飲食店、ECサイトなど外部事業者にその仕組みを提供するもの。展開するパッケージは、地域店舗のオンデマンドデリバリー機能である「kaukul for Stores」とECのオンデマンドデリバリーオプション「kaukul API」の2種類です。
kaukul for Storesは地域店舗のオンデマンドデリバリーとして機能し、自社ではデリバリースタッフを抱えることができない街の店舗に対して、地域へのより迅速なデリバリーを支援するもの。例えば、駅前のお花屋さんが当日配達をしてくれたり、地元の本屋さんがamazonより早く届けてくれるなんてことが実現します。本リリース前の試験運用では、kaukul for Storesを都市型の八百屋さんが試験導入。その結果、利用者の客単価が通常の4倍に伸びるなど店舗売上げに大きなインパクトをもたらしました。
韓国のスタートアップ支援機構である Startup Alliance は昨年に続き、韓国のスタートアップ・エコシステム・マップ Ver 1.5 をリリースした(編注:その後改版され、本訳稿掲載時点で Ver 1.71 となっている)。昨年から大きな変化は無いものの、政府・ベンチャーキャピタル・アクセラレータ・メディア・インキュベータなど、多様な組織が徐々に成熟しつつある様子を見ることができる。 <…
韓国のスタートアップ支援機構である Startup Alliance は昨年に続き、韓国のスタートアップ・エコシステム・マップ Ver 1.5 をリリースした(編注:その後改版され、本訳稿掲載時点で Ver 1.71 となっている)。昨年から大きな変化は無いものの、政府・ベンチャーキャピタル・アクセラレータ・メディア・インキュベータなど、多様な組織が徐々に成熟しつつある様子を見ることができる。
Goodgameは2015年に新製品のローンチと国際展開に注力する予定だという。しかしモバイルゲームには世界最高収益を記録したEmpirire: Four Kingdomsのような大きな成功事例がいくつかある。昨年、マーケットでのGoodgameによる11ゲームの登録プレイヤー数は2013年の1億7000万人から2014年には2億4500万人に増加した。Kai Wawrzinek氏は述べる。
現在同社のライバルには、Clash of Clansを制作したSupercell、Candy Crush Sagaを制作したKing、Game of War: Fire Ageを制作したMachine Zoneのようなメガヒットメーカーがいる。これまでのところ、Goodgameはドイツ、中央ヨーロッパ、アメリカで力強く成長した。