いつでもガジェットを充電できるモバイルバッテリーも分化がすすみ、最近は非常時向けの製品がいくつか見られるようになってきた。確かに充電だけにバッテリーを利用する必要も無く、正しい進化であるように思える。
現在Kicksterterで出資を募っている緊急時用モバイルバッテリー「VIS」は、ガジェットの充電に加え、懐中電灯、非常用ライト、さらにはバッテリー切れの車を起動させるジャンプスターター機能を備えた製品だ。重量は500gとペットボトル1本程度。
6,000mAhのバッテリーを備えたこの製品は、一般的なスマートフォンを3〜4回充電できるほか、12Vのバッテリーを充電することができ、またバッテリー切れの車に利用することで最大20回までエンジンをかける用途にも利用可能だ。
懐中電灯はビーム、ストロボ、SOSの3モードで利用可能。ストリップライトは白・赤の2色に点灯できるほか、緊急時にはハンマーとして使うこともできる。
このように、VISは自動車を中心としたアクティビティをする人にとっては心強い味方となりそうだ。ただし当然ながらガジェットの充電をしすぎるとジャンプスターターとして使えなくなるわけで、バッテリーのマネジメントは慎重に行っていきたいところだろう。
気になる価格だが、Kicksterterではいまのところ140ドルの支援で入手することが可能となっている。出荷開始時期は6月の予定。
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