スマートロック「Akerun」を提供するフォトシンスがジャフコ、YJキャピタルらから総額4.5億円の資金調達を実施

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スマートロック「Akerun」を開発するフォトシンスが、ジャフコ、YJキャピタル、ガイアックス、ベータカタリストの4社から第三者割当増資を実施、総額4.5億円を資金調達した。調達した資金は、販売戦略の拡大と、開発体制の強化に用いられる。

フォトシンスは、これまで経済産業省所轄の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が提供するスタートアップイノベーター(SUI)プログラムに参加していた。SUIプログラムは、製造業系の研究開発型ベンチャーが生まれにくい日本において、10年後のグローバルメガベンチャーの育成を目的として立ち上がったプログラム。

これまでに、420社の応募の中から14社が選定され支援を受けている。同プログラムは支援開始より1億円以上の資金調達を行った企業は卒業することとなっており、フォトシンスはSUIプログラムが開始されてから初の卒業企業となった。

フォトシンスは、今年の4月より「Akerun」の発売を開始。7月にはフィーチャーフォンやPCなどWebに接続する端末からでも鍵の開け閉めが可能になる新プロダクト「Akerun Remote」を発表。法人のニーズに対応したサービス展開を実施していた。

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「Akerun Remote」のリリースから一ヶ月半ほどが経過し、すでにコワーキングスペースや飲食店などを中心に多数の購入者が現れているという。

「Akerun Remote」は月額のサービス利用料が発生するため、同サービスの利用者を増やすことで、フォトシンスとしては売上を積み上げていくことができる。そのため、同社は法人向けのサービス展開に重きを置いていく方針だ。

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直近では、ドアに近づいただけで鍵を開けてくれるハンズフリー解錠機能もリリースしている。今後も、ユーザの声を拾いながら、機能開発・改善を重ねていくという。「Akerun」の強みはいち早く市場にプロダクトをリリースし、ユーザからの反応をプロダクトに反映し始めている点だ。

ハードウェアを開発する会社でありながら、リーンスタートアップの手法をとるフォトシンスがどのようにスマートロックという市場を切り開いていくのか、注目したい。

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