<ピックアップ : Tronc starts its new digital strategy with a majority stake in product review site BestReviews> 米国シカゴを拠点とする老舗メディア企業Troncが、2018年2月に製品レビューメディアBestReviewsの60%に相当する株式を取得しました。同株式価値が6,600万ドル…
DeNAが多数のキュレーションメディアを買収した2014年頃から、すでに単なる記事の量産では勝てないという市場情勢が出来上がりつつありました。今回紹介したBestReviewsの登場もその証左といえるでしょう。事実、BestReviewsや、The New York Timesに買収された競合メディアThe WireCutterは、月に10〜20記事程度のリリース数で大きく成長しています。
<ピックアップ : Amazon Wants to Know Your Waistline> Amazonが顧客の体型データを20週間にわたり計測する実証試験を、自社ニューヨークオフィスで行っているとThe Wall Street Journalが報じました。同試験では2017年に買収したBody Labsが開発する3Dボディースキャン技術を利用したとのこと。 Body LabsはAI…
Body LabsはAIコンピュータービジョン技術を使ったボディースキャン技術を開発していました。2013年にニューヨークで創業され、累計1,300万ドルの資金調達を行っています。B2B向けにAPIキット「BodyKit」も提供しており、同社APIを使い様々な企業が3Dボディースキャンを手軽に行える仕組みも開発していました(買収後はAPIの提供は停止している模様)。
Body Labsの強みはモーショングラフィックに対応できている点です。一度スキャンしたデータに動きをつけて、バーチャル上で足や腕を動かした際にどのような変化が出るかをトラッキングできます。(詳細はこちらの動画から)
Prime Wardrobeは自分の好きな洋服を注文でき、購入したいものはそのままキープした上で不要な服はそのまま返品できるサービスです。7日間以内に購入する商品を決断すれば、キープした商品の料金額のみ請求される仕組みになっています。店舗へ出向く必要がなくなり、自宅だけで購買体験を完了できる点が大きなメリットです。
Prime Wardrobeを含め、北米では洋服レンタルボックスサービスのLe ToteやStitch Fixが台頭しています。ほとんどの洋服レンタルサービスでは、サービス利用前にオンライン調査で顧客のサイズ情報や洋服の好みを選択します。それに沿ってスタイリストが洋服をキュレートして配達する仕組みです。
AI による医療サービス「AI問診 Ubie」や「Dr. Ubie」を開発するスタートアップ Ubie(ユビー)は7日、関西電力のスタートアップ向け投資専門子会社(CVC)である関電ベンチャーマネジメント(KVM)から、資金を調達したと発表した。調達ラウンドと調達金額はともに明らかにされていないが、前回の調達金額や関連する開示情報などからシリーズ A ラウンドで3億円と推定される。Ubie にとっ…
AI による医療サービス「AI問診 Ubie」や「Dr. Ubie」を開発するスタートアップ Ubie(ユビー)は7日、関西電力のスタートアップ向け投資専門子会社(CVC)である関電ベンチャーマネジメント(KVM)から、資金を調達したと発表した。調達ラウンドと調達金額はともに明らかにされていないが、前回の調達金額や関連する開示情報などからシリーズ A ラウンドで3億円と推定される。Ubie にとって、今回の調達は2017年9月に実施した D4V からの6,000万円の調達(シードラウンド)に続くものだ。
「AI問診 Ubie」は、専門医の監修による AI 問診で、自動カルテ文書生成を行う医療機関向け SaaS だ。昨年βローンチし、12月までに製品版を約50の医療機関に提供。自然言語処理技術と質問選定のアルゴリズムを用い、患者の回答に応じた最適な AI 自動問診でカルテテンプレートを自動で生成。医師の事務時間の削減と患者の待ち時間の減少を実現する。今月から日立総合病院での運用を開始し、今夏からは宮崎大学と多施設での共同研究開始を予定している。